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晴れた昼下がり。 特にやることもないのでボーッとしてるわたし。 「何ポケッとしてるの?」 横からわたしの顔を覗き込む人がひとり。 上へはね気味の髪型にはつらつとした表情。 「悩んでることがあったらすぐに私に相談しなさいっ…ごほっ」 胸を叩いて…勢いよく叩きすぎてむせてるこの人は天乃宮未来(あまのみやみらい)、わたしの一年先輩なの。 「でも…先輩は微妙に専門外なの、神姫ファイトの話だから」 「バトロンの事? …スィーマァちゃんの事ね?」 「はい…」 あれから敗北を重ね、後一敗で40連敗。 いまのスィーマァなら勝てる相手でも決着がつかない。 「うーん。…やっぱり精神的な問題じゃないかな?」 「やっぱりその結論に達しますの…」 一度も勝ってない(引き分けはある)となれば、自分のアイデンディティに疑問を持つのは当然。 しかも自分を負かす相手は必ずゲイトだ、自信が持てなくなるのはわかる。 「最低でも年度が変わる前に何とかしないと、下手したら思いつめて…」 その言葉を受けて怖い映像が頭をよぎる。 「ひゃーっ!? まずいよマズイのぉっ」 「慌てない。大事なのは「なにが得意かを気付かせる」って事かしらね」 スィーマァの得意なのこと? …うーん、ケーキの切り分け? 「駄目だこいつ…早く何とかしないと…」 「ひどいですよ先輩~!」 拳と拳がぶつかる。 …拳というより、鉄拳と言った方が適切か(材質的な意味で) 「右から踏み込まれた時の反応が遅い! 相手が拳を握った瞬間に手を出す!」 「ぐぅぅ…!」 アームとアームのぶつかり合い。 本来、機械腕による格闘戦を得意とするムルメルティア。だがスィーマァは正直、アーム戦が苦手であった。 「くぁっ!」 左アームでナァダの攻撃を受け流す…が 「右がガラあきになってるぞ」 ズシッ 「ぐぉふぅ……!?」 本体へ直接攻撃を受け、吹き飛ぶスィーマァ。 「すまん、強く叩き過ぎた」 反応はない、痙攣を起こしている。 「まずいな」 …… 「………う」 「気がついたか?」 右わき腹への鈍痛と共にスィーマァは目を覚ました。 「自動修復機能の許容範囲で良かった。もし限界を超えていたら腹を開かにゃならんしな」 「ぴっ!?」 自分の腹が開かれるのを思い浮かべ縮こまる。 「ふ…ふふ…」 「どうした?」 顔を伏せたまま笑うスィーマァ。 「…私って、ホントに駄目ですね……ふふ」 「おいおい…」 「生まれて一度も勝ったことのない、得意なはずの分野も苦手、オマケに戦意までうしなうなんて…」 ぽろり、ぽろりと零れ落ちる涙。 「私なんて…武装神姫失格ですね…」 ぽんっ そっと頭に置かれる手。 「みぇっ?」 ぱたん そしてそのままナァダの膝枕へ。 「…確かに、戦いの本質は勝つことにある。しかし勝つという気持ちが負けていれば勝てる戦いも勝てない、お前の状況はまさにそれだ」 「……」 「自分に自信が持てない者が勝てるはずが無い、…そのはずだ」 ふわりとした髪を撫でる。 「アーム戦がどうしても駄目なら、その発想を捨ててしまえばいい。ようは逆転の発想だな」 「……」 「…スィーマァ、どうした?」 「…すぅ…」 「何だ、寝てしまったのか。…まあ、話を聞いていたのならどうにかなるだろう」 ~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~ 夜、具体的には午後11時05分。 かたっ 「すぴーっ…」 ひゅっ…がたん! 「むぅ……どうも寝苦しい…」 多分夕飯のコロッケが胃をムカムカさせてるんだと思う。 微妙な吐き気を催しつつ起き上がる…と、ここで机に目がいった。 ひゅっ ひゅっ 小さな影が素振りをしていた。 「スィーマァ」 「あ…!? すみません、起こしてしまいましたか?」 「んー、胸やけで起きただけだから違うの」 …そうだ、この際だから聞いてみよう。 「スィーマァ、あなた…ゲイトに勝てる自信ある…?」 それを聞き、少し黙った後。 「自身はないですけど、勝てる見込みは掴みましたよ」 あら、いつの間に? 「だから、ちょっと用意してもらいたい物がいくつか…」 「これで負けたら40連敗だな、古代」 「いちいち言われなくてもわかっているの!! そのテングっ鼻をへし折ってやるから!!」 嫌味で言ってるにちがいない、こいつは昔っからそうだったもん。 「さあ、さっさと始めようぜ」 …… リフトから対戦筺体へと進入してゆく神姫達。 そのデータと姿が液晶に映し出される。 ゲイトはスタンダートなチーグル+サバーカ装備。 対するスィーマァが携えるものは、拳銃ただ一丁のみであった。 「古代、遂にヤケでも起こしたのか?」 「そんな訳ないじゃないの、わたしはいつでも真剣に組んでるもの」 あまりにも自信が溢れているすすみを見 「…何を企んでいる?」 そう呟いた吹雪であった。 [battle start スィーマァVSゲイト] 特攻神姫隊Yチーム?に戻る トップページ
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第2部 「ミッドナイトブルー」 第5話 「night-5」 時間は少し前に戻る 西暦2041年 5月21日 23:00 「ん・・・や・・・ちょっと・・・やだァ・・・」 「口をあけて・・・そう」 公園のベンチでハイブランドで身を固め、モテを意識した着こなしたハイファッション系の長髪の男がとなりに座っているギャル系の女といちゃついている。 男はくいっと女の顎を上げると深くキスをする。 女「ん・・・く・・・は・・・んちゅ・・・好き・・・好きィ・・・」 ???「ひゅーーー見せ付けてくれるねー」 4人組のチンピラがベンチに近寄る。 長髪の男「・・・・なにか用かな?」 女「やだァ・・・なに・・」 チンピラ1「俺たちさー武装神姫の賭けバトルでちょっと負けちまってさー金ねーんだわ、ちょっと恵んでくれね?」 チンピラ2「げっへへ、金がなけりゃよー、そこの女でも俺はかまわねーぜ」 女「ちょ、いや!!なにこいつら!!」 女が恐怖に駆られ叫ぼうとすると、ギャル女の顔をキュンと銃弾が掠めた。 チンピラの肩には完全武装の戦車型が砲口を向ける。 チンピラ3「おおおーと、変に騒ぐなよー」 チンピラの肩の上に載っている戦車型が口を開く。 戦車型「下手な気は起こさんことだ。大人しくしてろ、女」 チンピラ4「俺たちは全員、神姫使いだ。逃げても無駄だし、抵抗するのはもっと愚かだぜ?」 チンピラたちの周りに数体の完全武装の神姫が現れる。 サソリ型「へっへへへ」 種型「大人しくしてれば怪我しませんよー」 クワガタ型「こんな夜中にいちゃつく貴方が悪いんですからね」 女「ひいいいい!!」 ギャル女が長髪の男にしがみつく。 長髪の男はだるそうにため息を付く。 チンピラ2「おい、てめえ・・・舐めてるのか!?」 チンピラ3「ワビいれさすぞコラ」 女「きゃああ!!」 長髪の男がすっと立ち、右腕を上げる。 チンピラ1「ん?」 長髪の男がパチンと指を鳴らす。 チカチカと長髪の男の後ろで青白い光が輝く。 ビッシュウエエエン!! 強力な戦艦級の高出力ビームがまっすぐに伸び、サソリ型神姫と種型神姫を粉々に吹き飛ばす。 バッガアアン!! サソリ型「ぎゃっ!!」 種型「げはあ!!」 クワガタ型「うわああ!なんだァ!!」 長髪の男のすぐそばを風を斬り裂きながら真っ黒な禍々しいフォルムをした神姫が突っ込む。 チンピラ2「お、俺の神姫が!!」 チンピラ4「こ、こいつも神姫使いか!!」 チンピラ3「やろう!!やっちまえ!!」 チンピラの肩に乗っている戦車型が地面に飛び降り、長大なインターメラル砲を振り回し、砲撃する。 戦車型「うおおおお!!当たれ!!」 ドゴゴオオン!! 真っ黒な神姫はバシャンと音を立てて航空機のような姿からMMSモードに変形し、強化アームでクワガタ型の頭をワシ掴みにする。 クワガタ型「うごおっ!?」 そして戦車型の撃った砲弾をクワガタ型で防御する。 ドゴゴオンン!! クワガタ型「みぎゃあああ!!」 チンピラ1「うわああ!!なんてことを!!」 チンピラ2「奴は可変MMS(変形能力を有するMMS)か!! 戦車型「くそっ!!なんて動きだ!!ん?・・・・ちょっとまてよ・・・」 戦車型は、黒い神姫の正体に気が付き、ガチガチと歯をカチ鳴らす。 チンピラ3「どうした!!さっさと奴を倒せ!!」 戦車型「ああ・・・ああ・・・・や、奴は・・・夜帝だ!!!うわあああ」 チンピラ3「や、夜帝!?」 戦車型「SSS級のランカーMMSだ!!!ムリだァ!!!!か、勝てっこねええ!!!」 □ 夜間重戦闘機型「シュヴァル」 SSSランク 二つ名 「夜帝」 オーナー名 「神夜 晃」 ♂ 26歳 職業 ホスト 夜神「シュヴァル、やれ」 夜神はキザッたららしく長髪をかき上げる。 シュヴァル「イエス、マイマスター」 シュヴァルはジャキンと再び巡航モードに可変する。 チンピラ3「SSSだろうがなんだろうが関係ねえ!!撃ち落せ!!」 チンピラが怒鳴るが、戦車型は完全に戦意を喪失している。 戦車型「む、むりだ・・・こ、こいつは普通じゃな・・・」 戦車型の砲撃を掻い潜り、シュヴァルは強力な素粒子砲を発砲する。 ドゴオオオオン!!! バラバラに砕け散る戦車型 チンピラ3「ば、バカなァ・・・」 チンピラ2「く、くそう・・・」 夜神の元に舞い戻るシュヴァル。 夜神「さっさと失せろ・・・俺の気が変わらないうちにな」 チンピラ1「ち、畜生、覚えてい・・・」 お決まりの捨て台詞を吐こうとするチンピラの言葉をシュヴァルがさえぎる。 シュヴァル「覚えておいていいのか?本当に?いいだろう、覚えさておこうか?貴様らの身体に刻み付けて忘れないように名前を書いておこうか?」 ギラリと金色の肉食獣のような瞳を輝かせてシュヴァルが口を開く。強化アームの手のひらの中にはクワガタ型の頭部が握られていたが、シュヴァルはぐしゃりと握りつぶす。 ドロリとオイルと残骸が地面に滴り落ちる。 チンピラ2「あが・・・な、なんでもありません」 チンピラ3「ゆ、許してください・・・」 チンピラ1「ひ、ひいい」 チンピラたちは神姫の残骸を掻き集めて逃げ出した。 ギャル女「すごーーーい、とっても強いんだー夜神さんってー♪助けてくれてありがとう!!かっこいいいーねえ神姫マスターなんだ?・・・お礼にやっちゃおうか?」 夜神に飛びくギャル女にぴったりと砲口を向けるシュヴァル。 シュヴァル「女、図に乗るなよ・・・さっさと失せろ」 ギャル女「ひっ・・・」 シュヴァル「聞こえなかったのか?失せろといっている」 ギャル女「あ・・あうあ・・・」 ギャル女はベンチに置いてあったバックをひったくると逃げ出した。 夜神「シュヴァル・・・・」 夜神がぼつりとつぶやく。 シュヴァル「申し訳ございません。マスター・・・出すぎたマネを・・・」 シュヴァルが夜神にひざまずく。 夜神「よくやってくれた・・・」 シュヴァル「はっ」 夜神はシュヴァルを優しくなでる。 シュヴァル「マスター・・・」 夜神「シュヴァル、あれを見てみろ」 シュヴァルが夜神の指差した方向をみる。 シュヴァル「これは・・・」 夜神「お前宛の熱烈なラブレターだ」 神姫センターの電光掲示板にでかでかと煽り文句が踊っていた。 『夜帝、夜のステージでお前に敗北をプレゼントしてやる、出てきやがれ』 西暦2041年 5月21日 23:40 『大阪府 大阪市 鶴見緑地センター店』 湖フィールド 静かな湖をゆっくりと進むアルファ艦隊。 航空母艦型MMS「ツラギ」の艦内部でナターリャはレーダーの画面を睨む。そして傍らでノートパソコンでなにやら打ち込んでいる。そばにいた砲台型のルーシが気になって覗き込む。 ルーシ「何を打っているのですか?」 ナターリャ「ラブレターさ、一人は今宵のメインヒロイン、もう一人は我々の切り札、勝利の女神さまだ」 二つのメールを送信するナターリャ。 ルーシ「なんだかよく分からないッス」 ナターリャ「お前が最後まで生き残れば、意味は分かるさ」 ナターリャはパチンとノートパソコンを閉じる。 ナターリャ「俺の仕事は、これで終わったようなものだ。後は貴様らの仕事だ」 ルーシ「はあ・・・」 甲板ではアオイとツクヨミが機関砲の銃身を磨いている。 ツクヨミ「それで、この真っ暗闇の中をどうやって夜帝の奴を捕捉して攻撃するつもりだ?」 アオイ「知らねえよ、俺に聞くな」 悪魔型のニパラがグレネードを持ち上げる。 ニパラ「そこのお二人さん、これを見てみろ」 アオイが覗き込む。 アオイ「なんだこりゃ?」 ニパラ「このグレネード砲の弾は照明弾が入っている。こいつをバカスカ打ち上げて明るくするんだよ」 ツクヨミ「それって意味あるのか?」 ニパラ「やってみりゃ分かるだろうよ」 アオイは肩をすくめる。 アオイ「花火じゃあるめえし、そんなうまいことにいくかよ」 ニパラが怒る。 ニパラ「じゃあ!!お前、なんかいい方法知ってるのかよ!!」 アオイ「しらねーよ」 そのやり取りを横を併進するノザッパが心配そうに見る。 ノザッパ「こんなアホな連中で勝てるんかいな・・・」 野木「いまさらぼやいてもしょうがないで、ノザッパ」 ヴィクトリアがうなずく。 ヴィクトリア「何か策があるのだろうナターリャ将軍には」 マキシマ「俺たちはただの駒だ。黙って働ければいい」 ヴィーーーヴィーーーヴィーーーヴィーー ツラギの甲板にサイレンが鳴る。 ツラギ「ちらりとだが、レーダーに敵影を捕らえた。おそらく例の重夜間戦闘機型だと思われる。航空MMSは発艦準備!!残りは対空防御用意」 マレズ「へっへへ、きやがったな!」 レコア「腕がなるぜェーーヒャッハー」 フェリア「戦闘準備!エンジン廻せ!!」 ドルンドルンン・・・ 甲板に整列した航空MMSたちはエンジンを回転させる。 ナターリャ「各航空MMSは今から指定するポイントまで奴をおびき寄せろ。時間は以下の通りだ」 レーダーに表示される湖フィールドの隣にスタジアムがありそこの中心を指していた。 アオイ「了解」 ツクヨミ「だだっ広いところに追い込んで仕留めるってわけだな」 ナターリャ「敵は強力だ。だが我々は負けない切り札がある。全MMS出撃!!」 グウオオオオオン・・・ 甲板から次々に飛び立つ航空MMSたち。 ナターリャは時計を見る。 ナターリャ「時刻は23:55・・・か・・・」 野木「おい、ナターリャ」 野木がマイクでナターリャに声をかける。 ナターリャ「なんだ?」 野木「切り札ってなんだ、教えろ」 ナターリャ「ふん、たいしたことはないさ・・・夜帝の一番の長所を決定的な弱点に変えてやるだけのことさ」 ナターリャはすました顔で次々と飛び立つ神姫たちを見送る。 To be continued・・・・・・・・ 次に進む> 第6話 「night-6」? 前に戻る>・第4話 「night-4」 トップページに戻る
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デザイナー 声優 神姫解説 性格セリフ一覧 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報 覚えるパッシブスキル一覧 神姫固有武器補正 神姫考察 総評・運用 神姫攻略法 お迎え方 アップデート履歴 コメント デザイナー CHOCO(イグナクロス零号駅、ゼノサーガ等) 声優 平野綾(「涼宮ハルヒの憂鬱」涼宮ハルヒ、「らき☆すた」泉こなた、「FAIRY TAIL」ルーシィ・ハートフィリア、他。現在は主に舞台方面で活動中) 神姫解説 エレキギターをモチーフとした神姫。著名なドラマーが監修に全面協力しており、名前の由来も彼の飼っている愛猫「ラズ」にちなんだもの。楽器の演奏、チューニング機能、音波を利用した攻撃法は紗羅檀と同様。ロックスピリッツが反映されたためか、やや攻撃的なAI設定。バトル以外では目覚まし時計として用いられ、派手なドラム演奏で確実にマスターを覚醒させることを得意としている。 名称:エレキギター型ベイビーラズ(えれきぎたーがた・べいびーらず) メーカー 素体:AVANT PHYSIQUE 武装:AVANT PHYSIQUE 型番:APG10 フィギュア発売:2010年9月30日 主な武装:NAGINATA ザ・エレクトリックベース マリー4 ザ・エレクトリックギター スティック:シーダーフィールドモデル(本作では「SFモデル」と呼称) PFエクスプローダ(ノーマルとクラシックの2種が存在し、本作でも分けられている。更にリア武装「ザ・リスン+ドラム」とのセットも存在) ハイ フィジークホーン ロリィタチェスト スタッズカフ パンキッシュクーラー(本作ではドラムパーツの追加で「ザ・リスン+ドラム」となる) スタッズガーター+Qパニッシュ Rインパクト(靴。本作ではスタッズガーター+Qパニッシュにプラスした上で別武装扱いとされる) 愛称「らず」。武装神姫第12弾。同期は紗羅檀。 + 実は、相方共々「武装神姫第11弾」になるはずだった…… 2008年8月頃のイベントでの初展示では確かに第11弾とされていたのだが、その後開発の遅れから発売までに実に2年以上の歳月を費やしてしまい、後発だったアルトレーネ(及びアルトアイネス)が先に第11弾として発売されてしまったのだった。 ハンドメイド高級スピーカーメーカーと楽器メーカーとの合併によって出来たAVANT PHYSIQUE(アヴァンフィジーク)により、著名ロックバンド「ザ・リスン」のドラマー「シーダー・フィールド」氏による全面監修の下、楽器/スピーカー用フルオートチューニングロボットと自動演奏ロボットの技術を応用して2040年に開発された神姫、という設定。 デザイナーを再起用した神姫はメーカーも同じ設定になっているのが半ばお約束のようになっているが、彼女達の場合は前作にあたるアーク/イーダ(OHMESTRADA)とは違うメーカーとして設定されている点も、異例といっていいだろう。(楽器とバイクを扱っている企業といえばヤマハがあるが、楽器はヤマハでバイクは同社の二輪部門が独立して生まれたヤマハ発動機とブランド名を共有する関連会社という関係) その武装はフルセット神姫に標準で付属のスタンドベースと組み合わせてドラムセットにする事が出来、最大の目玉たる発光ギミックをクリア素材のドラム部分に組み込む事が出来る(本作でもアクティブスキル「ブラストビート」で再現される)。 このギミックは、第12弾組(彼女と紗羅檀が該当する)が初にして唯一の採用例。そのため、他のフルセット神姫達に比べてもいささか割高となっており、後述する理由も相俟って中古市場では超絶プレ値神姫となってしまっている。そして勿論これが発売遅延の最大の原因 ギターピック型キーを差し込むと点灯し、更に回すと点滅するが、そのパターンは紗羅檀とは作り分けられており、青白い光を激しく点滅させるというものになっている。 また、これも紗羅檀と共通する特徴なのだが、Nakedのレベルとまではいかずとも素体の露出度が高いため、胴装備とスカートを装着された状態でパッケージに収められている。そのためか、布服オーナーの率も紗羅檀共々割と高め。 CHOCO神姫の常だが、この神姫は取り扱いにとりわけ注意が必要である。 というのも今回は、経年劣化に弱く割れ易いクリアパーツ(特に発光ギミック起動用のギターピック型キー)の採用に加え、コード周り(特にコネクター)も小さく脆弱なため。 更に、一部武装を取り付けるためのマウントが付いている分、頭部が大きくかつ重たくなってしまう(フル武装をした場合、あのシュメッターリングをも上回る)ため、ただでさえ首部が脆い3rdSmall素体の採用とも相俟って、総じてデリケートな神姫となってしまった。 ただ、紗羅檀とは頭部各ジョイントの規格が同一であるため、紗羅檀オーナーであれば彼女の後頭部を代替充当する事で小型化/非武装化を図る事も出来なくはない。複製技術を持っていればなおよいだろう。 余談ながら、かつてディーラー製のマウントなし頭部パーツがホビーイベント等で頒布されていたが、毎回瞬殺だったとか… ちなみに、ドラムヘッドのクリアパーツはアーク/イーダの武装部分に装着されたヂェリカンと互換性があり、付け替える事が出来る。 公式媒体ではバトロン、バトマス及びMk.2(専用シナリオは後者のみ)そして「BATTLE COMMUNICATION」に実装。発売時期が遅かったため各種コミックには登場せず、アニメでもモブ扱いであった。 更に本作では2021年秋の「カードゲーマー」誌にてフブキ・ミズキ・紗羅檀と共に実装告知されてはいたものの、実装自体は大きく遅れてしまった。こんな経緯まで忠実に再現していただかなくても… + ちなみに本作中、その胸部サイズについては「ほぼSSしかでないじゃん♪」とまで明言されているが…… ちなみに本作中、その胸部サイズについては「ほぼSSしかでないじゃん♪」とまで明言されているが、実は「SSとLLのみ」という尖った設定になっている。 その後、2024年のパチスロ版にも相方共々登場を果たした。 性格 やや攻撃的なAI設定がなされており、派手な曲の演奏で確実にマスターを起こしてくれる目覚まし時計としての性能も優れている。 過去のゲーム作品に於いては「騒がしく快活だが、根は素直」という点、語尾に「~じゃん!」が付くといった点が共通点。 セリフ一覧 + ノリノリ全開じゃん! ログイン時 通常(朝) おはよ!今日も元気に頑張るじゃん! おっはよー!目覚めの一曲、リクエストがあるなら何でもどーぞじゃん! 通常(昼) チーッスー!いつでもクールにキメちゃうじゃん! こんちは!8ビートでも16ビートでも、あたしにお任せじゃん! 通常(夕) こんにちはじゃん。弦の張替えもバッチリ完了!さー、弾きまくるぞー! おかえりじゃん♪さーて、これから何するつもり? 通常(夜) こんばんじゃーん!しっかりプロデュースよっろしくー! こんばんはー!まだまだノリノリでいけちゃうじゃん! 通常(深夜) こんばんは。夜遅くまでギターの練習とは感心じゃん!一緒にセッションしようよ! こんばんじゃん!目指すはオンリーワンじゃなくて~、ナンバーワン!って事でぇ、ヨロシク! 年始 ハッピーニューイヤー!今年もあたしのあつーいギターサウンドをマスターにお届けしちゃうからノリノリでついてきてほしいじゃん! (ボイス) ハッピーニューイヤー!新年早々、あたしのギターで盛り上げちゃうから期待して欲しいじゃん! バレンタイン はい、チョコあげるじゃん。これ食べながら、あたしの作った12時間の超大作曲を聞いてね! ホワイトデー え!これって、バレンタインのお返し?三倍返しらしいから、まだまだくれるって期待してるじゃん♪ エイプリルフール ゴールデンウィーク 夏季 暑い季節はサマーフェスで決まりじゃん!汗だくで盛り上がれる曲を弾きまくっちゃうからね! 水着キャンペ ただいま期間限定イベント開催中じゃーん!特別に水着を着てバトルするから、派手に盛り上がっちゃうよー! 七夕 ハロウィン ハッピーハロウィン!一緒に仮装して、セッションしたらチョー楽しそうじゃん? 冬季 寒い時こそ、あたしのギターテクでアツく盛り上げちゃうから、暖房要らずじゃん! クリスマス メリークリスマス!ねぇマスター。クリスマスカラーのギターとかどう思う?サンタのコスプレで演奏したら、目立つこと間違いナシじゃん! (ボイス) メリークリスマース!今日はあたしと二人っきりで、セッションしてほしいじゃん! 神姫の発売日 オーナーの誕生日 ハッピーバースデー!あたしが最高のギターサウンドでお祝いしちゃうじゃん! 神姫ハウス 命名時 呼び方変更 ねぇ(マスター名)。そろそろ呼び方を変えてタイクツな日常にオサラバしようじゃん? (→決定後) (マスター名)だね。ラジャー! レベルアップ後 レベルアップ♪ふふーん、どうじゃん?いい感じになってるでしょ? MVP獲得 3連勝後 親密度Lv5後 きゅいーん♪ぎゅるぎゅる♪がいーん♪どう?マスター?やっぱりあたしのギターサウンドは超アガってサイコーな気分になるでしょ? 親密度Lv10後 コレ、今度のライブで演ろうと思ってる新曲なんだよ。イントロからあたしの早弾きで攻めまくる超過激な曲だからさ、これで盛り上がらなかったらロッカー失格じゃん? 親密度Lv20後 ねぇマスター。アタマからもう一回弾くからじっくり聴いてくれない?何か気になることがあったら、エンリョなくアドバイスしてくれてもいいじゃん? 親密度Lv30後 がいーん♪どうだったマスター?何か感想あったら何でも言ってくれればいいじゃん。まぁケチのつけどころのない完璧な演奏だったとは思うけどさ♪ 親密度Lv40後 え?演奏時間が長い?そっかなー?たったの8時間じゃん。むしろこれでも削った方だしー。サイコーの曲なら長ければ長いほど盛り上がれるじゃん? 親密度Lv50後 うーん…。まぁ確かに8時間の大作曲だけど、これだけで、ライブ終わっちゃうからそれは問題だなー。しょうがない!2時間で許してやるじゃん!これ以上はまからないよ! 親密度Lv60後 え?後は衣装が派手でギラギラしすぎ?そっかなー?ビッグなあたしがもーっと輝くんだからこれくらい派手にしないとカッコつかないじゃん?ほら見て見て!リズムと共鳴して点滅するんだよ。カッコイー♪ 親密度Lv70後 うーん…。まぁ確かに8時間ずーっとアチコチ点滅してたら目が疲れちゃうかー。もー!オーディエンスのレベルが早くあたしのところまで到達しないとあたしの思い描く伝説のライブとか出来ないじゃん!ロッカーは何物にも縛られないんだぞー! 親密度Lv80後 マスターの意見を聞いて今度のライブのセトリや演出考えてみたけどどうかな?これに当日、あたしの超ロックなテンションが爆発するわけだからもうサイコーのライブにしか成りえないじゃん?!楽しみ~♪ 親密度Lv90後 あ、マスター!こないだのライブ見てくれた?せっかくマスターが色々アドバイスくれたけど、やっぱりライブのノリってやつ?ちょっと熱くなり過ぎちゃって色々オーバーしちゃった…。まぁロックなんだからちょっとくらいはイイよね?あはは…。 親密度Lv100後 おーいマスター!また新曲を作ったから聴いてほしいじゃん。ふむふむ…。なるほどじゃん!やっぱりあたしとロックな波長が合うのはマスターしかいないよ♪これからもあたしのサイコーのパートナーとして、ずーっと側にいてほしいじゃん♪ 頭タッチ(親密度0~19) いたた!なになに!?いきなり頭つつかれると、痛いじゃん! (親密度20~39) (親密度40~59) なになに?あたしの頭を撫でたいの?しょうがないからちょっとくらい撫でさせてあげるじゃん♪ (親密度60~79) えへへへ。マスターに頭を撫でられると悪い気はしないねー。もっとナデナデすればいいじゃん♪ (親密度80~) えへへへ。あたしの演奏最高だった?そんなに褒められるとバトルもライブもがんばっちゃうじゃん♪ 胸タッチ(親密度0~19) ひゃあ!?マスター!いきなりそんなとこ触らないでよ!ムカツクじゃん! (親密度20~39) (親密度40~59) えぇ!?マスター…!いくらあたしが有名だからって普通は握手を求めるのが先じゃん?! (親密度60~79) えぇ!?も、もうマスター…!そんなとこ触られると恥ずかしいよ!ロック魂は他のところにぶつけてほしいじゃん! (親密度80~) も、もうマスター…!マスターだから許してあげるけど、そんなに触っちゃダメだからな…。 尻タッチ(親密度0~19) ひゃあ!?マスター!いくらあたしが偉大なロッカーだからってハレンチヘンタイ行為は許さないぞ! (親密度20~39) (親密度40~59) ひゃあ!?マスター…!からかってんじゃねーぞー!いい加減にしやがれじゃん! (親密度60~79) えぇ!?マスター…。なかなかロックなことしてくれるじゃん…!間違いでも許さないぞ、コノヤロー! (親密度80~) も、もうマスター…。そんなところ触られたら照れるじゃん…。でも他の神姫もいるから、コッソリやってよね。 通常会話 え?この落書きは何だって?ちょっと!あたしのサインに決まってるじゃん!色紙がないから、その辺に書きまくっちゃった。ごめんね♪ メジャーデビューしたからって一発屋で終わっちゃ意味ないじゃん。ま、あたしくらいの天才になればヒット曲出しまくりだからそんな心配ないけどさー♪ あたしの好きなこと?そりゃもちろんライブだよ。曲順も演出も全てあたしが考えて毎回最高のライブを作り出すのが楽しいじゃん! マスターのこと?そりゃあたしの超ホットなロック魂をストレートにぶつけられるサイキョーのパートナーに決まってんじゃん! アーティストは常に変化を求めないと気が済まないじゃん?だから色んな武装を使ってあたしのポテンシャルを高めてよね。 次のライブはサイコーのフレーズを奏でられる気がするなー。というわけで早くあたしをバトルに連れてくじゃん♪ ヘーイマスター♪あたしの戦い方は知ってるかーい?そう、もちろん楽器武器だよ。まぁエレキギター型だから当然じゃん♪ 武装カスタム 戦闘力Up時 イイ感じじゃん! 戦闘力Down時 ん~~ 武器LvUP時 イイ感じじゃん! 素体カスタム 親密度LvUp時 なんか、強くなった気がするじゃん!もっともっと強くなっちゃうからね! 限界突破時 私のギターテク、まだまだ上達するから期待するじゃん 出撃時 キャラ入れ替え バトル開始時 あたしのギンギンでクールなサウンドに酔い痴れちゃえばいいじゃん! 気合い入れていくから、覚悟するじゃん! → かるーくヒネってやるじゃん。 バトル中 撃破時 ちょっとばかし、やりすぎちゃったじゃん。 リズム感なさすぎじゃん? コンテナ入手時 コンテナ、いただきじゃん! 被弾時 ギッタギタのバッタバタにしてやるじゃん! オーバーヒート時 わわ!オーバーヒートとかありえないじゃん! スキル発動時 (能力強化系)じゃんじゃん行くから覚悟するじゃん! (HP回復系)ノリノリ全開じゃん! (デバフ系) (攻撃スキル)あたしのギターソロ!お見せするじゃん! (チャーミークリアボイス)決めるじゃん!破滅の フレーズ たっぷり 聞かせて あげるじゃん! 被撃破時 こんなとこで活動休止とか…、ありえないじゃん…! きぃー!こしゃくなー!覚えてろよー! 次出撃時 こっからあたしのギターサウンドで盛り上げちゃうじゃん! サイドモニター 応援時 がんばれー! すごいじゃん 交代時 被撃破時 バトル終了時 1位 まだ全然実力出してないのに、やっぱあたしって天才じゃん! イヤッホー!セッションもバッチリキマって最高過ぎる結果じゃん! → 次のセッションも聴かせちゃうから、期待するじゃん! 2位 あーんいいバトルだったのにー!1位じゃなきゃカッコつかないじゃん ムキー!あとちょっとで勝てたのにー!悔しすぎてイライラするじゃん! → よし、頭切り替えて次のテイクではサイコーのソロを聞かせてやるじゃん! 3位 3位とかダメダメじゃーん、全然うまくいかないじゃん。 → あたしのサウンドは、こんなもんじゃないんだから!次はびしっとキメるじゃん! 4位 あっちゃー。最下位とか、これはやっちまったじゃん。 → これは試練だね。逆境を乗り越えてこそロックンローラーじゃん! カラフルコンダクト 最高の箱じゃん!全国ツアー ライブでは魂揺さぶるじゃん バンマスとロックで酔いしれるよ コンテナ獲得時 1位 ついでに、コンテナもゲットー!もうあたしのこと褒めるしかないじゃん! 2位以下 あぁでもコンテナはゲットしてるからさ、気持ち切り替えて次こそ頑張るじゃん! レイド終了時 成功 失敗 LvUP時 神姫親密度 お互い熱いサウンドになってきてイイ感じじゃん! マスターレベル 神姫ショップお迎え時 はじめまして!あたしと最高のセッション、決めてやろうじゃん! はじめまして!ガンガン行くから、楽しくセッションしようじゃん! ゲームオーバー時 セッション終了じゃん。もっとあたしのギターが聴きたくないの?また連れてきてよね、待ってるじゃん♪ その他 + リセット開始 神姫の想い、大切に。 + 選択した神姫をリセットします。よろしいですか? リセット開始 リ、リセットって、何言ってるじゃん!?このあたしと別れるなんて、そんな冗談、面白くないんだけど…! はい を押す そ、そんな…。本気で言ってるの?やだぁ…。思い出も全部消えちゃうなんて、絶対いやだ! はい を押す(二回目) そっか…。あたしってそこまでダメダメだったんだね。全然気づかなかったよ。今までギターを聞いてくれてありがとう…。さようなら! リセット完了 はじめまして!あたしと最高のセッション、決めてやろうじゃん! リセット取消 や、やめてくれるの?そ、そう…。こんなことは、冗談でも次言ったら、許さないからな! 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 マスター・バンマス・兄ちゃん 神姫ハウス内コミュニケーション LV40~LV59 頭 防御 LV60~LV79 頭 LP 胸 防御 LV80~ 頭 攻撃 胸 ブースト 尻 攻撃 ステータス情報 親密度Lv1 ATK DEF SPD LP BST N 70 30 90 270 250 R 85 35 100 290 280 SR 100 40 110 310 310 UR 115 45 120 330 340 親密度Lv100 ATK DEF SPD LP BST N - - - - - R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - マスクステータス 1/s ジェム回収展開速度 ブースト回復量 ダッシュ速度 ダッシュ時ブースト消費量 ジャンプ時ブースト消費量 対空時ブースト消費量 防御時ブースト消費量 N 1500 150 960 85 70 20 90 R 1050 105 90 40 110 SR 1140 125 110 60 130 UR 1230 145 130 80 150 覚えるパッシブスキル一覧 エレクトリックチューニング瀕死になると攻撃力とスピードアップ、リロードタイム短縮 早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル よろけ軽減[小]よろけの行動不能時間が短くなる 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる クリティカル発生アップ[小]クリティカルが出る確率が上がる ため時間減少[小]ため時間を減少する ホーミング性能アップ[小]射撃時の弾のホーミング性能が上がる 全能力アップ[小] *要限界突破(L110)全ステータスがアップする 防御力アップ[中] *要限界突破(L120)防御力を上げる 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる 体力最大値アップ[小]体力の最大値を上げる ジェムの出す量軽減[小]敵に攻撃された際にジェムの出す量を少なくする 防御力アップ[小]防御力を上げる 状態異常スタン軽減[小]スタン時解除されやすくなる クリティカル発生アップ[小] *要限界突破(L110)クリティカルが出る確率が上がる ため威力増加[中] *要限界突破(L120)ため攻撃の威力を上げる 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル ため威力増加[小]ため攻撃の威力を上げる ブーストアップ[小]ブースト時の移動スピードアップ 射程増加[小]攻撃距離が伸びる ブースト最大値アップ[小]ブーストゲージの最大値を上げる 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる ダッシュブースト消費量減少[小] *要限界突破(L110)ダッシュする際のブースト消費を減少する 攻撃力アップ[中] *要限界突破(L120)攻撃力を上げる 神姫固有武器補正 ※レアリティが上がる毎に得意武器は-5%、苦手武器は+5%される。数字はレア度Nのもの。 得意武器 +30% 両手斬撃武器、下手持ちへビーガン、回復・支援 +25% 双斬撃武器 苦手武器 -30% 片手打撃武器、格闘打撃武器、両手打撃武器 神姫考察 攻撃力 初期設定からして攻撃値は高め。更に早熟型は攻撃力アップを覚えるが、全体的には純粋な攻撃力そのものよりも、出来るだけそれを発揮する方向に成長していく傾向がある。 防御力 僅かに通常型が防御力アップを覚える程度で、素の防御力は全体的に最低クラス。そもそもLPも高くないので出来るだけ喰らわないようにしていきたい。 機動力 瀕死時にはスキルでスピードが上がるが、全体的に平均レベルやや下気味の機動力をブースト性能でカバーしていくタイプ。なお晩成型のみブースト周りが僅かに上がる。 総評・運用 BST性能は、本作登場の神姫の中でもシュメッターリングに次ぐ第2位。しかも攻撃力が高め設定な上、金ヴァル剣や死神の鎌といった環境武器の扱いが得意なのも大きなメリット。 専用スキルは確実発動で、リロード短縮がある分射撃武器向き。得意武器の範囲内では下持ちヘビーガンがこれにあたるが、ダッシュブーストが下がってしまう為、他部位でカバーするかペナルティの軽いものを選択する等、対策はほぼ必須だろう。 その一方で、低いLPをはじめ決して打たれ強い神姫でもないため、真正面から殴り合うよりはチクチクと一撃離脱戦法をとっていくのが無難。高機動神姫に比べ、攻撃力とBST性能では総じて上回るという事を意識していきたい。 以上の事から一撃必殺、大逆転を狙える攻撃系アクティブスキルとの相性も良い。 特に追撃戦や巻き返しの局面になると俄然真価を発揮してくるので、どんどん周囲に圧を掛けていこう。 神姫攻略法 攻撃力そのものは高めなものの、防御面がほぼ紙同然という事で、インファイターや高機動神姫に比べれば総じて中途半端ともとれる。 追い詰められた時の専用スキルこそ脅威になり得るものの、逆に言えばジリ貧の極み。ここは暴れられる前に、サクッと連打で沈黙させてやろう。 お迎え方 2022/04/20~から神姫ショップに登場 アップデート履歴 コメント 名前 コメント
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《エントリー済み神姫一覧》 (オーナー名、神姫名共に敬称略) ◆テンチョー(姉担当)&カレラ(エウクランテ/汎用型CSC) 1.C4 AC用ハンドガン 2.B1 グライダー風味ウイング 3.A9 板野サーカス 4.C11 脚部レールカノン 5.B7 サザンクロスの印 6.C4 AC用ハンドガン Op2 明鏡止水ドライブ ◆テンチョー(妹担当)&ラーリ(アーク/超攻撃型CSC) 1.C9 連装型サブマシンガン 2.C11 XBR-M-82Aビームライフル 3.A7 スカーレット・ナイトライダー轢き逃げ 4.C11 XBR-M-82Aビームライフル 5.A7 スカーレット・ナイトライダー轢き逃げ 6.C9 連装型サブマシンガン Op2 ヒミツのギミック 姉妹対決。勝ち残ればイヤでも戦うことに……。 どちらもお強いのでその可能性は充分にあるかと……。 ◆蝕神&六花(エウクランテ/ぷちマスィ~ンズCSC) 1.C11 速射砲 2.B8 ボレアス 3.C11 速射砲 4.C11 ヴァルムンク 5.B8 ボレアス 6.C11 速射砲 Op1 雷神 ◆蝕神’&ラプラス(ストラーフ/超攻撃型CSC) 1.C12 MVナイフ 2.A2 鉄槌 3.6.C12 DFナイフ 4.6.C12 DFナイフ 5.A2 チーグル 6.C12 DFナイフ 思えば蝕神さまが一番最初の投稿者でした。本当にありがとう御座います。 記念すべきエントリーナンバー1は、貴方のラプラスさんなので、覚えておいてください。 ◆ダムド&リン(フォートブラッグ/耐久型CSC) 1.C10 ソドムEX 2.A5 砲撃モード 3.B5 激氷装ネオグラム・ブラスターモード 4.S1 激氷装ネオグラム・ブラスターモード 5.C10 ゴモラEX 6.C9 アルファ Op9 ECM ◆ダムド(2)&レン(マオチャオ/ぷちマスィ~ンズCSC) 1.C5 研爪 2.A3 スーパーネコキック 3.S2 ランスバイザー・ブリガンディモード 4.C5 研爪 5.B3 旋牙 6.S7 ヂェリカン Op1 ランスバイザー・ビークルモード ◆ダムド(3)&ジン(ティグリース/逆境型CSC) 1.C5 神滅爪 2.A12 真鬼王 3.C12 風神 4.C5 神滅爪 5.B7 朱天 6.C12 極閻魔 お祭りですぜ、旦那。 ……でも、できれば最大で3人位にして欲しい……。 いや、家は4姉妹なんだと言われれば全員出してあげたくなるのが人情ですが……。 ◆木香&ルウ(アーンヴァル/逆境型CSC) 1.C1 ライトセイバー『デュアル・ハーロゥ』 2.B1 リアウイング『エール・オブ・コスモス』 3.C1 ライトセイバー『デュアル・ハーロゥ』 4.C1 ライトセイバー『デュアル・ハーロゥ』 5.A1 ビームカノン『ランス・オブ・ケイオス』 6.C1 ライトセイバー『デュアル・ハーロゥ』 Op1 マルチユニット『ウィーラーフ』 ◆木香二番&天環(フブキ/超攻撃型CSC) 1.A7 妖刀『右一文字』 2.C6 『地龍』 3.C7 『天龍』 4.C7 『天龍』 5.C6 『地龍』 6.A8 妖刀『左一文字』 全弾回避と言う、あの伝説を打ち立てた天使の活躍、期待しております。 今回はオプションの効果もあって、尋常ではない強さに仕上がっておりますよ~。 ◆絢人&フィオナ(アーンヴァルB/ぷちマスィ~ンズCSC) 1.C11 ルプス・ビームライフル 2.B6 スーパーシルバーストーン 3.A13 エクセルビームキャノン・オートクレール 4.C1 リィンフォースソード・180(ワンエイティ) 5.C11 ルプス・ビームライフル 6.B7 対艦刀・アロンダイト Op1 ネオボードバイザー・ガンシンガー/ ユノーさんに代わって参戦のフィオナさん。 でっかいソードとランチャーを背負って天駆ける姿が目に浮かぶようです。 そして、アムドラは色を合わせると、妙に神姫に良く似合うのです。 ◆紅騎士&エクス(アーンヴァルB/ぷちマスィ~ンズCSC) 1.S1 エクスカリバー 2.C2 アルヴォPDW9 ナイツカスタム 3.B8 レールガン「ロンゴミアント」 4.A13 高エネルギー収束ビーム砲「コールブランドⅡ」 5.B6 対神姫大型ライフル 6.S2 ビームブーメラン「カルンウェナン」 Op1 複合ブースターパック「アヴァロン」 ◆紅騎士(2)&ヴェラ(アーンヴァルB/汎用型CSC) 1.B4 ヴァレリーM49SG ナイツカスタム 2.B3 ダブルレイブレード 3.C1 ヴァレリーM49SG ナイツカスタム(バヨネット) 4.A9 高エネルギー拡散ビーム砲「ノートゥング」 5.S3 ヴァルムンク 6.C2 アルヴォPDW9 ナイツカスタム Op2 強襲用バックパック「ブリュンヒルデ」 ◆まさかの紅騎士(3)&ユキ(飛鳥/軽装型CSC) 1.C1 太刀「草薙」 2.A9 対神姫チェーンガン「布都御魂」 3.C2 アルヴォPDW9 ナイツカスタム 4.B1 高機動バックパック「天の羽衣」 5.C1 太刀「草薙」 6.C2 アルヴォPDW9 ナイツカスタム 色々お世話になりました。 書いている側だとどうしても見落とす部分も出てくるので(この企画は特に推敲時間無し)至らぬ部分はほぼ確実に出ます。 そういった点を指摘していただけるのは本当に助かりました。 紅騎士さま抜きではここまでの盛況は無かったと思います。ありがとう御座いました。 そんな紅騎士さまには特別にこの『白色塗料』をプレゼントいたしたく……(笑)。 …ってか黒いな、妹。 ◆繭玉&アンリ・マユ(ストラーフ/ぷちマスィ~ンズCSC) 1.S4 ミサイル 2.B5 滑空砲 3.S4 ミサイル 4.A2 チーグル 5.B5 滑空砲 6.C5 腕部直付けチーグル Op2 ビッグバイパー ◆モアイさん&マリーシ(フブキ/超攻撃型CSC) 1.C3 アングルブレード 2.C6 防盾 3.A12 真鬼王 4.A11 キュベレーアフェクション 5.C6 防盾 6.C3 アングルブレード ついにフブキが初参加。それもなんとあの破壊神アンリ・マユさんの妹!! しかもオーナーがモアイ!? え、それ、ありなの?(ありです) ◆水井&エミリ(フォートブラッグ/逆境型CSC) 1.A5 砲撃モード 2.B4 九七式荷電粒子砲 3.C6 ストライクアーム 4.C4 アサルトカービン 5.C4 アサルトカービン 6.B4 九七式荷電粒子砲 Op1 ソニックダイバー パラメータが戦力の決定的な差でない事を教えてやって下さい。 そして、今回の砲子オブ砲子の戦いや如何に!? ……ALCもね、フォートブラッグ大好きですよ。 発売日に残ったの奴の半分買い占めるぐらい(全部買占めはオーナーとしてしないのがポリシー)。 ◆ROTVALT&TITANIA(ストラーフ/耐久型CSC) 1.C4 ウズルイフ 2.S3 魔剣:レヴィアタン 3.B4 波動砲 4.C12 DFナイフ 5.A2 チーグル 6.B4 波動砲 Op8 追加センサー 恐らく参加者の中でもトップクラスの頑強さを誇るTITANIAさん。 今回も容赦なく重装甲で来ましたよ~。果たして彼女を打倒し得る神姫はいるのか!? ◆カイ㌧&ゆりあ(アーンヴァルB/ぷちマスィ~ンズCSC) 1.A13 レーザーB 2.S2 ロンギヌス 3.B6 スーパーシルバーストーン 4.B6 スーパーシルバーストーン 5.C2 アルヴォ 6.C2 アルヴォ ◆カイ㌧(2)&来希(ハウリン/逆境型CSC) 1.A4 ハウリングサンダー 2.B4 吠莱壱式 3.C3 アングルブレード 4.B4 吠莱壱式 5.C3 アングルブレード 6.C3 アングルブレード さあ、黒アーンヴァルの投入です。思う存分暴れてくださいっ!! っていうか、何気に未希さんもかなり強いような気がします。 ◆かもだるま&カール(フォートブラッグ/汎用型CSC ) 1.S4 超弩級エクシードミサイル 2.S4 超弩級エクシードミサイル 3.A7 戦術神風 4.B6 モノポール砲 5.B6 モノポール砲 6.C8 棘輪 Op1 桜花 ◆かもだるま2号&クロロ(ケロロヘッドVer.)(ジュビジー/耐久型CSC) 1.A11 キュベレーアフェクション 2.B7 エアロチャクラム 3.B7 エアロチャクラム 4.C3 ハンマーシード 5.C3 ハンマーシード 6.C3 ハンマーシード ヤマトの方だよね? モノポール。 それはさて置き桜花で神風。 ……ようやく分かった。 カールさんがMっ娘なんじゃなくて、かもだるまさまがS漢(っこ)なんだ。 ◆月夜&上弦(ハウリン/重装甲CSC) 1.B4 吠莱壱式 2.S3 ヴァルムンク 3.A4 ハウリングサンダー 4.B4 吠莱壱式 5.C3 アングルブレード 6.C3 アングルブレード Op2 ビッグバイパー ただでさえ頑丈な(HPの高い)ハウリンをこれ以上硬くしてどうしようと言うのでしょう(褒め言葉)。 最早この硬さに対抗できそうな神姫はTITANIAさんくらいしか思いつきません。 言っておくぜ。このハウリンは不死身だ(←んな事は無い)。 ◆東南風&風雨&時雨(フォートブラッグ/カウンターCSC) 1.A5 砲撃モード 2.C9 アルファ 3.B4 吠莱壱式 4.C9 アルファ 5.B5 滑空砲 6.C10 アサルトライフル Op2 塹壕戦 ミリタリー姉妹のコンビネーションは最強です。 民主主義(数の暴力)の力を見せてやりましょう!! ……いえ、データ自体は純正神姫ですよ。 この発想はALCには無かったので完全に脱帽です。 次回があったらタッグのルールとか考えてみようかな、と思った次第で……。 ◆霧野&朝霧(ハウリン/カウンターCSC) 1.C4 ウズルイフ 2.S3 ヴァルムンク 3.A4 ハウリングサンダー 4.C4 ウズルイフ 5.B4 吠莱壱式 6.C3 アングルブレード Op7 防弾装甲 犬子さんと犬丸さんの出演許可、ありがとう御座います。 クラブハンドと土下座ライフは3Sの性格確認のために時々読み直すのですが、何故か全部読むまで止まりません。 畜生、犬子さん可愛いなぁ、もう!!(でも何故かALCだと犬子さんの性格を再現しきれない) ◆霞&フォリカ(アーンヴァルB/耐久型CSC) 1.C2 ロイガー&ツァール 2.A13 シャイニング・トラペゾヘドロン 3.B6 イタクァ 4.C1 バルザイの偃月刀 5.B1 ニトクリスの鏡 6.C11 クトゥグア Op1 シャンタク ちょ、これ何処のデウスマキナ!? ……あとはレムリアとアトランティスにアトラクナクア、……神獣形態も追加したい所……。 ◆二階堂&悠(飛鳥/軽装型CSC ) 1.B6 対物狙撃銃『紫電改』 2.C1 小烏造『月光』 3.A9 内装機銃『零式』 4.C2 散弾銃『雷電』 5.C2 散弾銃『雷電』 6.S2 銃剣銃『極光』 Op1 大和魂 ◆もう一人の二階堂&アセリア(アーク/軽装型CSC) 1.B6 スーパーシルバーストーン 2.C2 サブマシンガン『ファランクス』 3.C11 シルバーストーン 4.C2 サブマシンガン『ファランクス』 5.A7 H.S.T. 6.C2 サブマシンガン『ファランクス』 大和魂あふれる悠さんと、僕っこなアセリアさん。 この姉妹対決も楽しみにさせて頂きます(実現すればですが)。 そして何気に悠さんの回避力が凄い事に。 ◆九重&チャイカ(ストラーフ/重装甲CSC) 1.B5 PSRS2036「ズヴェズダ」 2.C4 ウズルイフ 3.C4 ウズルイフ 4.B5 PSRS2036「ズヴェズダ」 5.C4 ウズルイフ 6.C4 ウズルイフ Op6 装甲スーツ「アルマース」 データの上では確かに不利なのですが、それだけが神姫を選ぶ基準ではないのです。 やっぱり最後に物言うのは『愛』でしょう。 ……しかし、良いネーミングセンスだ。ロシア(ソ連)好きのALCにはたまらんですよ~。 私はカモメ。と思わず誤訳したくなりますとも、ええ。 ◆うぃんでぃA&ルゼ(ストラーフ/逆境型CSC) 1.C3 ウィッチスティング 2.S3 ヒルコ 3.B4 『エンジェルシード』ガンナーモード 4.B7 『エンジェルシード』ブレードモード 5.A2 アイン・ソフ・オウル 6.C3 ウィッチスティング ◆うぃんでぃB&フォンフー(風虎)(ティグリース/重装甲CSC) 1.C3 アングルブレード 2.A12 真鬼王 3.B7 ウィッチブレード 4.C12 DFナイフ 5.C3 アングルブレード 6.C3 アングルブレード 最初から全力全開……。 でも、遺産が二つあるのはズルイ(笑)。 とにもかくにも、虎ちゃん共々頑張っていただきたく。 現在エントリー神姫は30名。 容量が凄い事になってきたのでエントリー済みの項目を別ページ化。 以後の確認はこちらをご利用下さい。
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第1部 戦闘機型MMS「飛鳥」の航跡 第7話 「轟兎」 ガチャガチャと武装をカチ鳴らせながら、何十体かの完全武装の武装神姫たちが砂地を歩く。 チーム名 「定期便撃沈チーム」 □犬型MMS 「クレオ」 Bクラス オーナー名「池田 勇人」♂ 22歳 職業 商社営業マン □天使型MMS 「ランジェ」 Aクラス オーナー名「大村 清一」♂ 25歳 職業 SE □イルカ型MMS 「ルーティ」 Bクラス オーナー名「川崎 克」♂ 19歳 職業 大学生 □エレキギター型MMS 「トリス」 Bクラス オーナー名「島本 雅」♀ 21歳 職業 フリーカメラマン □ヘルハウンド型MMS 「バトラ」 Bクラス オーナー名「合田 和仁」♂ 15歳 職業 高校生 □戦乙女型MMS 「オードリ」 Sクラス 二つ名 「聖白騎士」 オーナー名「斉藤 創」♂ 15歳 職業 高校生 □忍者型MMS 「シオン」 Aクラス オーナー名「佐藤 信二」♂ 19歳 職業 専門学校生 □サンタ型MMS 「エリザ」 Bクラス オーナー名「橋本 真由」♀ 17歳 職業 高校生 □騎士型MMS 「ライラ」 Aクラス オーナー名「橘田 和子」♀ 16歳 職業 高校生 □マニューバトライク型MMS 「ミシェル」 Sクラス 二つ名 「パワーアーム」 オーナー名「内野 千春」♀ 21歳 職業 大学生 □天使コマンド型MMS 「ミオン」 Bクラス オーナー名「秋山 紀子」♀ 16歳 職業 高校生 □フェレット型MMS 「スズカ」 Bクラス オーナー名「秋山 浩太」♂ 19歳 職業 専門学校生 □ウサギ型MMS 「アティス」 Sクラス 二つ名 「シュペルラビット」 オーナー名「野中 一平」♂ 20歳 職業 大学生 □蝶型MMS 「パンナ」 Bクラス オーナー名「田中 健介」♂ 19歳 職業 高校生 □剣士型MMS 「ルナ」 Aクラス オーナー名「吉田 重行」♂ 28歳 職業 電気整備師 □ハイスピードトライク型 「アキミス」 Bクラス オーナー名「狭山 健太」♂ 19歳 職業 大学生 松本「けっこう集まったな」 ヴァリアのオーナの松本は満足そうな顔をする。 大村がけげんな顔をする。 大村「相手は重装甲戦艦型神姫だって?大丈夫かな?」 ランジェがつぶやく。 ランジェ「やってみなければわからないでしょう・・・これだけ神姫が揃っているんです。負けることはないですが・・・相手も襲撃は予想しているはず、まともに戦うと、ものすごい損害が出ますよ」 忍者型のシオンが首をかしげる。 シオン「戦艦型神姫ってそんなに強いのですか?私は戦ったことがないので分かりません」 ルナ「私もないですね」 パンナ「私もだけど?」 アミキス「・・・・・・ちょっと、この中で戦艦型神姫と戦ったことある人」 誰も手を上げない。 スズカ「ネットの動画や画像で見たことあるけど、実際には戦ったことないです」 エリザ「大丈夫大丈夫ーたった1機でしょ?」 ライラ「大丈夫だよね?マスター?」 ライラの問いに橘田は一瞬、目をそらしそして、にっこりと笑った。 橘田「大丈夫、みんなでがんばれば勝てるよ」 ライラ「そうか!!わかった!!頑張るね!マスター」 橘田「・・・・・・・」 マスターが神姫に嘘をつく。 橘田は戦艦型神姫の恐ろしさ、強さを知っている。本当のことを言わない。 なぜか? 答えは簡単。神姫がびびるから・・・弱った戦艦型神姫、1隻、数十体の神姫で取り囲んで集中砲火を浴びせれば倒せないことはない、ただ、こちらもそれ相応の被害はこうむる。 橘田は、多少の損害はやむを得ず、何も知らない無垢な神姫たちに戦わせることにしたのだ。 バトラ「戦艦型神姫かー図体ばかりでかいだけの神姫だろ?」 ミシェル「・・・・どうでしょうか?とにかくあの強力な大砲の攻撃を回避しないと・・・」 オードリ「大丈夫です!動けないのでありましょう?問題ないです」 武装神姫たちはまったく何の警戒もせずにスーザンに近づいていった。 スーザンがレーダーで数十体の神姫が接近してくることを察知する。 スーザン「敵神姫接近中!なんだ?こいつら素人か?まっすぐこっちに来るぞ」 西野「連中、もう勝った気でいやがる」 スーザン「そうらしいですね・・・では、教育してやるか!」 西野「戦闘用意っ!!照準はこちらに任せろ、予測射撃だ!!」 スーザンの主砲が鈍い音を立てて旋回する。 西野「2連装ヘヴィ・ターボレーザー砲、出力70%!残りは電磁シールドに廻せ」 スーザン「復唱、2連装ヘヴィ・ターボレーザー砲、出力70%!残りは電磁シールドに廻します」 西野「VLSスタンダートミサイル発射用意ッー目標はこことここだ」 西野が筐体のタッチパネルを押して座標を指示する。 スーザン「装填よし」 西野「派手にいこうぜ、スーザン・・・・・・目標、敵MMS集団ッ!!主砲3斉射ッ!!!ファイヤッ!!!!」 スーザン「ファイヤッ!!!」 ズドズドム ズドドム ズドゴンッ!! ヘヴィ・ターボレーザー砲が轟音を轟かせ主砲から吹き上がる青白い発砲炎が灰色の巨体を鮮やかに浮かび上がらす。 ルーティ「んー?」 チカチカッと水平線の向こうから何かが光った。 川崎「どうした?ルーテ・・・・」 亜光速で放たれた強烈なレーザーキャノンの光が神姫たちを青白く照らす。 なぜ青白く光るのか理解できなかった。 光のほうがさきに届き、強力なレーザー本体が後から少し遅れて届くことを知ったのは、しこたま砲撃を喰らったあとだった。 クレオは眼を見開いた。 今まで喰らった一番強力な攻撃は天使型神姫 アーンヴァルのGEモデルLC3レーザーライフルの必殺攻撃「ハイパーブラスト」だった でも今、クレオの全身を青く照らしているこの光は「ハイパーブラスト」の数倍強い光で、しかも周りにいるみんな全員が青い光で包まれている。 このことの意味がどういうことか?理解は出来たが体が動かない 恐怖で動かすことが出来ないのだ 開いた口がふさがらない。 ドッガーーーン!!キュドン!!ズドッドドム!!ボッガアアーーーン!! 神姫たちの頭上に鉄槌のごとく降り注ぐ強力なレーザーの炸裂と周辺に巻き上がる青い灼熱の炎が容赦なく襲う。 トリス「うああ!!せ、戦艦型神姫の艦砲射撃だあ!!!」 佐藤「ど、どこから撃ってきているんだ!?」 大村「ランジェ!!何をしている反撃だ!!撃ち返せ!!」 キュウウウン ドンドゴオオッム!!! 突然の強力なレーザー砲撃に神姫たちはパニック状態に陥り、逃げ惑う。 ランジェ「むちゃくちゃ言わないで!!こんな状況で反撃でき・・・あ!!!」 ゾドッムゴーーーン!!!ドドム!!! ルーティがいる辺り一面は青い炎で埋め尽くされていた。 スーザンの主砲の直撃を食らって、バラバラに吹き飛ばされるルーティ。 □イルカ型MMS 「ルーティ」Bクラス 撃破 テロップが画面に踊る。 大村「うわああああああああああ!!ルーティ!!」 ぼとぼとと焼き焦げたルーティの残骸がバトラの上に降り注ぐ。 バトラ「ヒイイイイ!!」 スズカの顔面にルーティの粉々になった頭部がボトリと堕ちる。 「う・・・うえええ・・オエエエエ」 スズカは気分が悪くなりうずくまって嘔吐した。 島本「散開しろ!!一箇所にまとまっていると危険だ!!! 橋本「だ、駄目!離れ離れになると各個撃破される!!」 ライラ「わあああああ!!」 パニックに陥り、逃げ惑う神姫たち。 スーザン「命中!!命中!!」 西野「黒煙だ・・・命中したな・・・相手の神姫は即死かな?」 スーザン「連続射撃により砲身温度上昇中」 西野「交互撃ちに変更。撃て」 スーザン「ファイヤー!!!」 ズッズウウン 青白い噴煙が放出され強力なレーザーが発射される。発射された強力なレーザーはまっすぐ一直線に伸びていき神姫たちの集団のド真ん中に着弾 周辺にいた神姫を爆風で吹き飛ばす。 ドドム、ズヅッヅウーーン バウム スーザンは砲撃をまったく休めない。遠距離から強烈なレーザー砲撃を行い続ける。 レーザー管制とマスターからの的確な砲撃指示でメッタ撃ちにする。 これが多数の強力な火砲を有する戦艦型神姫の戦い方である。 そんな戦艦型神姫に何の策もなく、真正面から戦うことは自殺行為に近い。 アティス「みんな回避してください!!直撃を食らうと一撃で粉々に撃ち砕かれます!」 アティスは機動性に優れたウサギ型神姫だ。持ち前のフットワークで巧みに砲撃を回避する。 スーザン「!?何機か砲撃をすり抜けてきます!」 バッと砂埃を立てて、砲撃を掻い潜って数機の神姫がスーザンに急接近する。 戦乙女型MMS「オードリ」とサンタ型MMS「エリザ」マニューバトライク型MMS「ミシェル」ハイスピードトライク型 「アキミス」はジグザグに動き回って砲撃をよける。 エリザ「はははーこんなのおちゃのこさいさいだよ!」 オードリ「接近して取り付けば、あの図体です。なにも出来ません!!」 スーザン「ッチ!!接近されるとまずいな・・」 西野「VLSスタンダートミサイル発射、迎撃しろ」 スーザン「VLSスタンダートミサイル発射ッ!!!!!!」 ドシュドシュウオオオンン・・・・ 垂直にスーザンの右舷と左舷から中型のミサイルが8発、発射される。 狭山 「ミサイルッ!?アキミス!!回避しろ!」 アキミス「こなくそ!!」 アキミスはトライクモードになり、ミサイルを急旋回で回避する。 エリザは急上昇して回避。他の神姫たちも散りじりになって回避する。 スーザン「ミサイル、全弾不発!!」 西野「!!スーザン!!後方より敵神姫!!」 スーザンの後ろに回り込んだ忍者型MMS「シオン」が鎌をトマホークの様に投げつけた。 シオン「はああ!!」 西野「副砲放て」 鋭く命令しながらピッと手を振る西野。 ズズズンッ!! スーザンの後部ブロックにある2連装ターボレーザー・キャノンが1門、火を放つと同時にシオンの放った鎌を打ち落とす。 シオンはものともせず、バッとスーザンに飛び掛る。 シオン「取り付いてしまえば!!その砲塔は自分に向けて撃てまい!!」 佐藤はハッとスーザンの武装に気が付く。 佐藤「よせええ!!!シオン!!!そいつはSマイン付きだ!」 スーザンは後部からポオオンと小さな筒状の物体を打ち上げる。 シオン「え・・・・」 スーザン「バカめッ蜂の巣にしてやる」 S-マイン(S-mine,Schrapnellmine:榴散弾地雷)とは100年前に第二次世界大戦でドイツ軍が使用していた対人地雷の一つを神姫サイズにした武装である。 爆薬により空中へ飛び出して炸裂する、跳躍地雷(空中炸裂型地雷)の一種で、爆発すると320~350個の極小鉄球を半径約1mの範囲に高速度で飛散させることによって軽量級の神姫を殺傷する。 鈍重な戦艦型神姫は肉薄された神姫に、このような古典的な近接防御兵器で対抗した。 ドジャーーーン!!パンパッパパアン・・・ シオンの体を無数の極小の鉄球(ボールペン球)がつら抜いた。 至近距離でまともに喰らったシオンは蓮花弁のように小さなブツブツの穴だらけになってそのままピクリとも動かずに醜い屍を晒した。 □忍者型MMS 「シオン」 Aクラス 撃破 佐藤「シオンッ!!!うわああ!!」 佐藤はボロ雑巾のようになったシオンを見て絶叫する。 ぐちゃぐちゃになったシオンの残骸を見てエリザの顔から笑みが消えた。 エリザ「あ・・・いやあ・・・あああ・・」 橋本「エリザ!!!動け!!止まるな!!あ・・・」 スーザンの副砲がエリザをぴったりと照準につける。 副砲とは軍艦の備える大砲の一。主砲の補助として使用する中・小口径のもの。 ただし主砲に劣るとはいっても巨大な戦艦型神姫の副砲の威力は並みの神姫ですら、一発で粉砕するほどの口威力を有する。 スーザンは主砲の全砲門を、主力の神姫部隊に向けて砲撃し続けて、周りをうろちょろ飛び回る神姫を追い払ったり撃破するために副砲を持っていた。 西野「右舷にいるあのマヌケなツガルを叩き落せ。 スーザン「了解」 ズドオン!! エリザに向かって一直線に向かっていくレーザー弾。 マニューバトライク型MMS 「ミシェル」が叫ぶ。 ミシェル「エリザ!!」 ぐりっと強化アームでエリザの足を掴み、引き寄せる。 ズバッババンン!! 間一髪、エリザのいたところにレーザーが着弾しエリザは一命を取り留める。 ボーと口を半開きにしたまま、固まるエリザ。 ミシェル「エリザ!!!しっかりしなさい」 内野「あー、こりゃシェルショック状態に入っているわね」 ミシェル「シェルショック!?」 内野「砲弾神経症よ、友人たちの手足が一瞬にして吹き千切れるのを見、閉じ込められ孤立無援状態におかれたり、一瞬にして吹き飛ばされ殺されるという恐怖から気を緩める暇もないという状況で、感情が麻痺し、無言、無反応になるのよ」 ミシェル「・・・・・・詳しいんですね、オーナー・・・」 内野「まあ、戦艦型神姫と初めて戦った神姫はみんなこうなるわね」 ミシェル「・・・・・・・黙っていたんですね・・戦艦型神姫が強いってことを・・・」 内野は肩をすくめる。 内野「だって、戦艦型神姫がめちゃくちゃ強いっていったら、あんたたちビビって逃げるでしょう?」 にやーーーと冷たく笑う内野。 エリザ「あ・・・ああ・・・あうあうあ・・・」 ミシェルはぎゅっとエリザを抱きしめる。 ミシェル「私たちは逃げたりなんかしない!!」 凛と言い放つミシェル。 ズドドドドオン!! スーザンの主砲を喰らってバラバラに砕かれる犬型神姫。 □犬型MMS 「クレオ」 Bクラス 撃破 ミシェル「クレオが!!」 スーザン「命中!!命中!!」 西野「ふん、雑兵どもが!!あの這いつくばっている神姫を狙え、低く狙え、地面ごと抉り飛ばせ!!」 ライラはうっすらと眼を開ける。 地獄だった・・・バラバラに吹き飛ばされたルーティだったものの残骸がブスブスと音を立てて散らばり、地面は艦砲射撃で穴だらけ、さきほどの砲撃でクレオは吹き飛んで焼き焦げた何かがバラバラと地面に落ちてくる。 両足を失った天使型MMSの「ランジェ」が獣のような声で啼いている。 ランジェ「ギゃアアアアアアアアアアアアッ!あ・・・ああ・・・アアアーー・・・うあああああああああ」 バタバタと地面をのたうち回るランジェ。 それを呆然と見ているヘルハウンド型MMSの「バトラ」。半開きになった口元からは涎が垂れている。 バトラ「・・・あ・・・うあ・・・・・」 エレキギター型MMSは「トリス」は、爆風でちぎれ飛んだ自分の右腕を左手に持ってうろつく。 トリス「手が・・・手がァ・・・ああ・・・取れた・・・手が・・・」 フェレット型MMSの「スズカ」は嘔吐し続けて、地面にうずくまって動こうとしない。 スズカ「うおおおお・・おええ・・むぐ・・・おえええ」 ボチャボチャと粘質を含んだ油の塊がぶちまけられる。 その光景を見て、ライラは確信した。 自分たちは囮に使われたのだと、真正面から戦艦型神姫の強烈な艦砲射撃について何も知らされずに、ノコノコと前に出てきたのは、ミシェルたちを突破するための支援に使うための囮だってことに・・・ ライラはマスターを呼び出す。 ライラ「マスター!?マスター!!?」 橘田「どうしたのライラ?」 ライラ「・・・仲間が・・・やられました・・これ以上の戦闘は不能です」 チカチカっとまた青い光が光る。 ドズウウオオン!! 地面を抉り飛ばしてランジェがぐちゃぐちゃになって飛び散る。 □天使型MMS 「ランジェ」撃破 ライラ「・・・・・どうして、黙っていたのですか?」 橘田「大丈夫、みんなでがんばれば勝てるよっていったよね?そういうこと」 ライラ「・・・囮にしましたね」 橘田「大事なのは勝つことだから。僕に言わせれば、 勝利に犠牲はつきものですよ。ってテニプリの聖ルドルフ 観月さまも言ってるよーライラも賛同していたじゃない」 ライラははっと思いだす。 そういえばそんなことを橘田と一緒にテレビのアニメで見ていたような気が・・・ 橘田「でしょ?やっぱりさーそういうことは、実戦してみないとさーほら・・・マンガと実際は違うっていうし、行動しないとさ・・・言葉にも重みって出てこないし」 ライラは呆然と立ち尽くす。 勝利に犠牲はつきもの マンガやゲーム、映画、小説などで幾度となく使われてきた言葉。 その本当の意味を、実際に目の当たりにしたときに寒気が走った。 この言葉の意味は、・・・こういう意味だったとは・・・ スーザン「命中!」 西野「目標!!増せ一つ!次はこいつを狙え」 ライラ「・・・・・・マスター・・・」 橘田「なあに?ライラ」 スーザン「2連装ヘヴィ・ターボレーザー砲、ファイヤ!!」 チカチカっとまた青い光が走る。 ライラの顔をぼうっと怪しく照らす青い光。 ライラはなにかつぶやいたが・・・橘田はうまく聞き取ることが出来なかった。 ズズン・・・・ スーザンが目視で確認する。 西野「黒煙だ・・・命中したな」 スーザン「・・・・・・・・・敵機撃破!!」 □騎士型MMS 「ライラ」 Aクラス 撃破 To be continued・・・・・・・・ 前に戻る>・第6話 「重兎」 次に進む>・第8話 「爆兎」 トップページに戻る
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第六幕。上幕。 ・・・。 2035年12月31日。千葉峡国神姫研究所。 大晦日の夜も既に更け、除夜の鐘が遠く響こうとする時刻。既に所員たちのほとんどは帰途につき、その研究所も一年を終えようとしていた。 常夜灯以外の電源が落とされた研究所。しかしそんな沈黙が支配する中で、今尚、所長室には明かりが灯っていた。 小幡 紗枝は、彼女の体躯にしてみれば十分に大き目の事務机の前に座り、その目の前に置かれてあるクリアーカバーで蓋をしたケースに静かに視線を向けていた。 幾度と無く、それに手を触れ・・・しかしやがて離し、大きな溜息と共に椅子に深々と座りなおす。 こんな事を、彼女は一週間も続けていた。 その器の中には目を閉じて眠っているような一体の神姫。違う・・・眠っているのではない。そのCSCは二度と起動する事は無く、その瞳は二度と開かれる事は無いのだから・・・。 そう、『死んで』いるのだ。彼女は。 「ゼリス」 小幡は呼びかけると、その年齢相応の皺が刻まれた顔を両手で覆った。 「・・・」 エゴだろうか。 これまで数十体という神姫のボディを、『失敗作』という名目でCSCを埋め込まず、起動さえさせずに分解してきた自分が。 最早『死した』神姫を、かつての自分のパートナーであるという理由だけで・・・それを分解する事を躊躇うとは。生前の彼女がそれを願っていたというのに。いや、だからこそか。何故、彼女がそんな事を、こんなに辛い事を自分に託したのか。それが理解できないまま。 これほどに。自分は未熟であったのか? ゼリスが遺したZFというファイル。そこには、確かに彼女からのメッセージが込められていた。『自分のボディを分解してほしい』と。『娘たちに、それを受け継いで欲しい』と。 だが、果たしてそれを、簡単に受け入れる事が出来るだろうか? 貴女の『心』を、最後まで・・・私は見る事が出来なかったの? 目をやれば、変わらず。口元に静かな笑みさえ湛えて彼女は永眠についている。美しい翠の髪も。草色のスーツラインも何も変わらない。その合成樹脂によって作られた体を横たえ、昏々と眠り続けている。 この姿を、この姿を失えと? この姿を、私自身に壊せと? そう言うのですか? そんな事を託すなんて。 いや、かつて、我武者羅に研究に打ち込んでいた自分ならば可能だろう。だけど。今、ここにいるのは。 (貴女のパートナーなのですよ?) 幾度目かの溜息。出来ようか。そのようなことが。 そもそもは、探していたのだ。 彼女たち、神姫という人工の存在が。それでも時折見せる『心』の場所。CSCと呼ばれる多大なブラックボックスを内包した超集積プログラミングシステム。それは、口調や性格のパターンを複雑化し、限界まで叩き込んだ人工AIの一種。 組み合わせさえ選べば、性格、精神年齢さえ自在に変える事が出来る、その技術の結晶たるCSC。だが、時として人が作り上げたプログラムが介入できないレベルにまで神姫は・・・この世に現れてからずっと、明らかな不確定要素的な因子を示していた。 それを、小幡はあえて『心』と呼び、解明を行おうとしていた。 やがて。 言語、通訳。朗読や踊り、歌など。『芸術・文化的要素』を強化した神姫シリーズが発足するにあたり、その一つのタイプ・・・通訳等での活躍が期待される言語・発声能力特化型神姫のプロトタイプを峡国研究所が製作し、小幡自身がそのテスターとして『彼女』を受け取る流れになった。 それまで個人では神姫を迎えた事の無かった小幡にとっての、言うなれば、長く『彼女達』と付き合ってきたにも関わらず、『初めての神姫』。 ようやく完成したタイプナンバーはCRZR-C003。プロトタイプ・・・MMSネームを『クラリネット』と名付けられ、小幡の手に渡った。 心の究明の手伝いにもなるだろうと、軽い気持ちでそれを引き受けると。彼女はCSCを生まれて初めて、自分の手でボディにセットした。 そして。その銀の眼を、ゆっくりと開けた神姫が最初に行った行動は。 CSCに基本として導入されているはずのマスター初期確認でもなく、ネーミングのセッティングでもなく。また、自身のコードナンバーを読み上げる事でもなく。 微笑みを・・・優しく浮かべる事だった。 『はじめまして、マスター』 美しい声でそう言って。 小幡の中で、それまで積み上げてきた全てが崩壊していくと同時に。何かが大量に流れ込んできて。意味も解らず、突如としてぽろぽろと涙を流しはじめた彼女を、慌てて『ゼリス』は宥めていた。 (・・・それまで。私は常に無機質な世界を見つめていた) 数式とデータによって支配され、怒濤の様に流れていく歴史に取り残されまいと。虚ろな瞳で急くように走り抜けていた。 それがこの世界の法であると信じて。 だが、彼女と出会い。彼女と暮らす事で。時間という風が緩やかになっていく。 相も変わらず忙しい日々。神姫のパーツ開発、また、武装神姫プロジェクトの発足によるテスト武装の試験。 それでも。その風は緩やかに吹いていた。 『風に、憧れます』 そう言った彼女に、風になりたいのかと聞いた事がある。 『いいえ? 風になりたいのではなく。風に憧れるのです』 謎々のような事を言って。ゼリスは笑った。 少し不思議な感覚を有している彼女は、しかし研究所の皆からも愛されていた。 やがて。 第一期武装神姫の武装テスト中、彼女のCSCリンクシステムに異変が発見された。 記憶の消失。どうしようもない欠陥の発覚。 泣きながらも真実を伝える私に。彼女は微笑みかけたのだ。 『・・・とても、とても嬉しいです』 何故? どうしてかと問う私に。 『だって。これだけの想いを、私は受けているのでしょう?』 そう言って、ようやく彼女は静かに泣いた。 想いを『受けている』? 私は、その感覚を理解する事は出来ず、戸惑いと悲しみに打ちひしがれるだけだった。 ・・・。 ふと、涙の温かさを感じ。小幡は顔を上げた。 涙。 そうだ。いつから、私は涙を流せるようになったのだろうか? ただ、灰色で。無機質な日々でしかなかった。彼女に会うまでの、それまでの生きてきた長い日々。 その世界を。風が吹きぬけるように・・・色取り取りの美しい世界にしてくれたのは。他ならぬゼリスだった。 ほんの少しの、ちょっとした事で心が揺れる事を知り、喜ぶ事を覚えたのも。 海を眺め、空を見上げ、移り変わる世界に思いを馳せながら、夢を描く事を知ったのも。 頬を濡らす涙を流す事を教えてくれたのも。 全ては・・・彼女と共に、歩み始めてからではなかったか。 『・・・マスターは』 ふっと、思い出したようにゼリスは銀色の瞳で私を見つめた。 『とても人らしいヒト、ですね』 いつものように謎々のような事を言う彼女。 私は最初から人ですよ? と困ったように問い返した私に。 『えぇ、けど。最近とってもヒトらしいなって、思うんです』 そう言って、イタズラっぽく。彼女は笑った。 「そうですね・・・」 ゼリスと出会い。 「私の方・・・だったのですよね」 『神姫』である彼女に照らされるように、それまで何事にも急き走り続ける事しか出来なかった私が。 「貴女と出会う事で」 ・・・共に生きる事で。 「心と、心が触れ合う事を知りました・・・」 涙がケースに滴り落ちる。 「『心』を生む事が出来たのは、私の方でした」 人である私が。神姫であるゼリスから。 人としての心を貰って。 『人になれた』のだ。 ・・・。 小幡はコンピュータのモニタートップの『ZF』と名付けられたファイルを見つめていた。 ゼリスの言葉。ゼリスの声。ゼリスの姿。全て、そこには宿っている。 そして。遺志さえも。このちっぽけなプログラムの中に。 小さくても。そこには確かに翠色の風が、宿っている。 ・・・。 「翠?」 ふっと。 小幡は、目の前で眠り続けるゼリスの髪に目をやった。美しい髪色は、全く変わることなく艶やかに流れ、その肌は今も生前の美しさを保っている。 「・・・」 瞳が揺れた。 彼女は、ようやく。 その、長きに渡る研究と。自分が抱いてきた謎の解を知った。 (『違う』) 人ならば既に、色も何もかも変わっているだろう。 その身は荼毘に伏され、美しい姿を残す事も無く、今は写真を眺めるくらいしか出来ないだろう。 彼女達は人ではない。神姫だ。それは解っていた。それは理解していた。 だが、いつから? いつから勘違いをしていたのか? その体は人工の物。作り出された美しい樹脂の結晶。 そして・・・その『心』もまた、『人間に似せられて人工的に作られている』と。そう信じてしまっていた。それは間違ってはいない。CSC、ヘッドコア、ボディユニット。 全ては人が生み出し、人が作り上げた存在である。 だが・・・だが、それでも? それでも、彼女たちの心を人が作ったと言えるのか!? 「違う・・・」 今度は口をついて出た、その言葉。 神姫は。 『神姫の心を有している』。 『心』を解明しようと。その心が生まれる瞬間を知ろうと。彼女を迎えた時には。 『神姫の心』を、『ヒトの心のミニチュア』としか考えず。彼女はいつしか・・・ただ、その既に出ていると思った結論を受け入れようとして、それをただ科学的に証明しようとしていただけだったのだ。 人の心を元に。神姫の心があると信じていた。 「そうではない・・・そうですね?」 答えぬパートナーに、小さく笑いかける。何と愚かなマスターだろう。そのような事は、貴女がずっと。ずっと伝えてくれていたのに。 『神姫には。神姫としての。ツクリモノではない。確かな心がある』。 小幡は後悔の涙を流した。 「許してください・・・ゼリス」 私はずっと、『人の心』の尺で全く違う存在を計ろうとしていたのだ。どれほど、心の解釈を彼女に押し付けただろう。 「貴女は・・・全てを知っていたのでしょうね」 ゼリスは、それらを神姫の心で受け止め、そして。それこそ命尽きるまで答えてくれていたのだ。 だとすれば。 「・・・」 彼女の遺志。それもまた・・・人の心では計れぬ行為なのか? 「貴女は・・・『神姫』として、何をしようとしているのですか?」 問いかけ、その心に想いを馳せる・・・。 その遺志は、彼女の・・・『自分を残す事』。 小幡の動きが止まった。浮かべていた哀しい笑みが震えるように崩れ、目が見開き、驚愕の面持ちに変わっていく。 「まさか・・・」 それは。神姫である彼女であればこその。 『継承的行為』。 「あ・・・あぁっ・・・?」 小幡はケースを、震える、その少し節くれだった手で抱き上げた。少し揺れ、中のボディがカタリと壁にぶつかった。 「・・・貴女は・・・!」 眠り続けるパートナーは静かな微笑を湛えている。 人は死して名を残すという。子を残し、身体は自然に帰し、いつしか大地に戻る事が出来る。 ・・・神姫は。作られた体の神姫は。その身体を残す事しか出来ない。その美しい、姿だけは残さんとする。 愛してくれた主の為に、大切にしてくれたマスターの為に。彼女達はたくさんの思い出が詰まった身体を残すだろう。 「・・・そう」 『身体しか残せない』のだ。 彼女達はそれ以外に、それこそ何も抱かずに生まれてくるのだから。母も父も、子も無く。ただ、生まれてくるのだ。 自分が自分であったという証拠。それさえも。貴女は。後の神姫に、渡してくれと。 『そんなに驚いた顔をしないでください。ずっと前から決めていました』 ・・・。 その決断を下して。どれほどの恐怖と戦いましたか? 死した後、自分の身体が切り刻まれる事への恐ろしさは、人の比ではなかったでしょう。 どれほどの哀しみを抱きましたか? 自分が『いなくなる』という事を思い、その小さな身体で、絶たれる未来に・・・どれほどの哀しみを宿したのですか。 どれほどの涙を・・・私達に見せないように流したのですか? それは神姫にとって、『全てを失う』に等しい行為なのに。ただ。『母』として。姿も知らぬ『娘達』に心を込めた身体を贈る事を。 『身体を失っても。マスターや皆さんと一緒に、『心』があります』 ・・・。 小幡は、止め処なく零れ落ちる涙の中。確かにその声を聞いた。 信じていたのだ。科学的に何も実証されず。人間でさえ信じようとする者が少ない、その、掛け替えの無い物。 『心』。 それは。彼女が。 恐らくは世界で始めて、自らの意思で『死す事を選んだ』神姫である彼女が。 誰よりも優しく、妹たちを、娘たちを見つめていた彼女が。 子を為す事も出来ず、自身の未来さえ絶たれた一体の神姫が。辿り着き、望んだ、最後の結論。 彼女に許された唯一の・・・『未来を紡ぐ方法』だったのだ。 ゆっくりと小幡はケースを手に立ち上がった。 「ありがとう・・・」 貴女を作ったのは私。 私の心を生んでくれたのは・・・貴女でした。 返さなくてはならない。この恩を。 私を人にしてくれた貴女へ・・・身を裂かれる様な思いに貫かれても。『人の心』が、苦しいと悲鳴を上げても。 貴女への恩に報いましょう。 未来を、紡ぎましょう。 なおも重い足を、それでも作業場に向ける。 少し疲れたような微笑を浮かべ、ケースを開けて。翠の髪を指先で軽く梳かす。 「受け継ぎましょう・・・」 貴女の、遺志を。 『人としての心』を持つ私が。貴女の『神姫としての心』を・・・受け継ぎます。 母として。友として。 そして・・・『娘』として。 ・・・。 夜が白々と明け始める頃。作業は終了した。銀色の小さなケースを載せた台車を押して、小幡は酷い表情で再び所長室に戻ってきた。 長く息をつき首を振る。想像通り、それは凄まじい精神的苦痛を伴った。心が砕かれるような思いの中。それでも彼女は・・・全てをやり遂げた。 CSCの神経リンクとの硬着。今の規格とは違いすぎる・・・完全な旧式化で使えないパーツ。最早、ほとんどの部分が利用できないと覚悟していたが。それでも少しながら、利用可能な部位を取り外す事が出来た。 銀色の、小さなケースを机に並べていく。 数は僅かに5つだけ。 どんな神姫がこれを受け継ぐのだろう? そんな事を思い、ふっと、小幡は苦笑する。 こんな旧式のパーツ、きっと『いらない』と笑われるだろう。普通に考えれば。 だから、これを受け継ごうとする、受け継ぐ神姫は・・・貴女に似て、少し、変わっているのでしょうね? ゼリス。 まだ姿さえ知らぬ・・・彼女たち、『ゼリスの娘たち』は。 一つ目のケースには『喉』。 それはクラリネットタイプの特徴の一つ。声帯を内包した部位。様々な言語を使いこなす・・・透き通るようなあの、声量豊かな声。 この喉を受け継ぐ神姫は・・・その美しい声を響かせ、それに乗せて『心を伝える』事になるだろう。 二つ目のケースには『脚』が一対。 少し古い感じのするデザイン。ゼリスのスーツカラーがそのまま残る場所だ。堅めの足裏でカタコトと、小気味良い足音が今はもう懐かしい。 この脚を受け継ぐ神姫は。どれほどの困難があろうとも。強い意志で『心と共に歩む』だろう。 三つ目のケースには『手』・・・。 高質樹脂ではない。少し表面がざらついているのが特徴の合成樹脂。どことなく、彼女らしい素朴な感じのする小さな手。 受け継ぐ神姫は、全てを優しく抱きしめて来た手で、『心を包む込む』事だろう。 四つ目のケースには『眼』が入っている。 光を宿す銀色の瞳・・・相手の目を見つめて話す事を心がけていた、彼女の柔らかな、表情豊かな視線を宿した部位。 受け継ぐ神姫は、目を逸らしたくなる過去さえも乗り越え・・・真っ直ぐに『心を見つめる』神姫だろう。 そして・・・。 最後の一つのケースを机に置く。それだけは少し小さ目なケース。そして他の物よりも、遥かに丁重に扱われるように、多重のケースに入れられている。 (・・・。・・・) 何故、この部位が全く損傷無く取り外せたのか。CSCが活動を停止した今。それが取り外せたのは奇跡に近い。 小幡は明るくなりつつある空に目をやり、窓を開けた。 風が吹き込む。 貴女は私の娘。 そして、私は貴女の娘・・・。 上りつつある陽に目を細めながら、小幡はゆっくりと言葉を紡ぐ。 「全ての妹たち・・・」 陽光は輝き、闇の空を開けていく。 「・・・全ての娘たちよ」 肩に、確かに彼女を感じる。いつものように穏やかな表情で、その美しい声を響かせて。 冷たい風が髪を遊び、カーテンを軽く吹き上げる。 翠の髪、銀の瞳。パールと草色のスーツを身に纏った、美しい神姫がいた。 プロトタイプ=クラリネット。名をゼリスという。 流れ往く時間の中で。彼女の名はいつしか忘れられ、歴史に埋もれていくだろう。 (消えはしない) 彼女は言ったのだ。『心』がありますと。 世界で始めて、母となる事を選択した神姫。 (消せはしない・・・) 声が重なっていく。 「貴女たちを、愛しています。これまでも、ずっと。これからも・・・」 自分の声と、他ならぬ、優しい『母』の声。 「そして・・・」 重なり、やがて。 あの、懐かしい声が響いた。 『想いと共に。未来を紡ぎなさい』 西暦2036年。1月1日元旦。 全てが忙しなく流れ往き、歴史の波濤が全てを覆い尽くす時代。 そんな中でも時として。 草色の風が舞い、緩やかな『想い』が彼女達の髪を梳き・・・流れる事があった。 第六幕。下幕。 第六間幕
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第壱幕 「朔-saku-」 佐鳴 武士(さなる たけし)、つまり俺が神姫の購入を決定したのは必然からだった 偶然出た街で、偶然当てた宝くじで、偶然手に入った纏まった金・・・ 偶然立ち寄ったホビーショップで、偶然していた神姫バトルを見た(余談だが、この時戦っていたのが「シルヴィア」という著名な神姫だと後で知った) 何事も無く帰途に着く・・・つもりだった。「何事も無い」と思っていた だが、既にこの時点で、俺の中に種が蒔かれたのだろう 親父も祖父も、アニメオタクや漫画マニアがそのまま大人になったような人達だった事から、土壌はしっかりあった 親父達の所有していた90年代や2000年代初頭の漫画やアニメやゲームに囲まれて育った世代だ。その後も肥料は、我ながら大量に収集した様に思う。 だから憧れが芽吹き、翌日には神姫の事で頭が一杯になっていた 原因が無ければ結果は無、種を蒔いても、土壌と肥料が悪ければ育たない 纏まった金とたまたま見た神姫バトルは偶然蒔かれた種だっただろうが・・・土壌と肥料を捨てずに持ち続けていた事は、何時か来る種を蒔く為の努力をしていた事に、この場合は相違無い それは最早「必然」と言って過言ではないだろう・・・要は、遅かれ早かれこうなっていただろうという事だ 自動ドアがのろのろと開く。何故こんなにのろいのか?俺の心は急いているのに つまりそれは俺の為にこのドアがある訳ではなく、誰に対しても平等な、機械的な反応だという事だ 「神姫」の肝はAIであると聞いた 神姫は、高性能なパソコンを搭載した玩具ではなく、身長15センチの人間だという話だ 俺にはそれはもうひとつピンと来ない表現だ。この自動ドアと違うってのは判るし、昔読んだ漫画でよく出て来たガジェットって事は判ってるが (AIなんて言われてもなぁ・・・よく判らんな?対話型ATMの凄いようなやつか?) 少なくとも「神姫が凄い玩具である」事は俺にだって判ったし、シンプルな事と格好良い事は俺にとって極めて善性だ だからその一点にのみ着目して、俺は数万円を散財するべく、普段滅多に立ち寄らない近場の家電量販店に足を運んだのだ 田舎住まいの上に土地勘が無い。加えて出不精だから、ここしか思いつかなかったのだ 看板が古臭くて、多分「ヤマシタ電器」とかそんな名前なのだろうが、文字が欠落して「ヤマシ 器」になってしまっていた (意外と中はまともだがな) やたら元気の良い店長が、近所の婆さんと世間話をしているのを尻目に店内を散策。さてMMSのコーナーは・・・と あった、結構大きくコーナーを取ってある様だ。何か同じ絵柄の箱がずらずらと山積みされている 「侍型MMS 紅緒」 いいねぇ俺好みだ。朱いパッケージが男心を程好く刺激するぜ なんでこんなに山積みなのかは・・・問わない方が良いのか?えらい安いし まぁ良いや 「すんませーん。コイツ貰えますかー?」 手近にあったやつをひとつ手に取り、店長の世間話を打ち切る 購入手続きを済ませた彩に手渡されたレシートにははっきりくっきりと 「サムライMMSベニモロ」 と打ち込まれていた …… …………… 『TYPE 紅緒 起動』 うっすらと目を開ける人形 生気の薄いマシンの瞳 「武装神姫」が起動する ゆっくり上体を起こし、周囲を見渡す『紅緒』 「登録者設定を行ってください」 おお・・・喋った・・・! と、感心している場合じゃない。マニュアルを読もうとしたが、文字が多くて面倒臭かったのでつい先に神姫を起動させてしまったのだ 「え~と・・・次はどうすりゃ良いんだ?」 「貴方が私のマスターか?」 どっかで聞いた様な台詞だな 「ちょっと待っててくれ、確かこのへんのページだった様な気がするんだが・・・」 がさがさページをめくる俺の足元に、つと近付いて来る神姫。をを・・・自分で歩いてる 「マスターの登録は声紋を取らせていただければ現状では充分です」 「あぁ・・・そうなの?面倒臭い設定とかしなくて良いのね。そりゃ助かるぜ」 振り向いた先に立っている姿・・・んぁ?太股がなんかおかしいぞ 「どうかされましたか?」 「お前・・・その足どうしたんだ?」 小さな声を上げて自分の左太股に目を落とす・・・結構際どいデザインだな、このデフォルトアンダースーツは 左の内腿から尻側にかけて、彼女(?)には痣の様なものがあった。綺麗な皮膚に薄く墨を流した様な・・・見様によっては花霞に見えなくも無い 「・・・うわ・・・どうしようこれ・・・欠品かこれ・・・その・・・」 AIとは人口知能であり、神姫とは身長15センチの人間である その事の本当の意味の一端を、俺はその時の「彼女」の表情の変化、狼狽から読み取った 羞恥、怒り、そして不安・・・ 「・・・返品・・・ですか・・・?」 マスターとして神姫に正式に登録されるには名前をつけてやる必要があるのか・・・成程な。俺はマニュアル本を閉じた 「俺の名前は佐鳴 武士。で、お前の名前は華墨(かすみ)だ・・・問題、あるか?」 泣きそうだった「彼女」は、一瞬びっくりした顔を見せたが、次の瞬間には、至高の微笑を浮かべてくれた 「はい、マスター。私は・・・華墨です・・・!」 TOPへ 次へ
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第4話 新しい家族 比較的早い時間に夕食を取ったので、小腹が空いた俺は買い物へと出かけた。 最近、俺が買い物とかで出かけると、アールがついてきたがるようになった。 今日も、アールが一緒だ。 丁度、俺の半歩くらい前の目の高さぐらいを、歩く速度に合わせて飛んでいる。 「なぁ、何がそんなに楽しいんだ?」 「マスターと出かけるのが楽しいんですよぉ~」 「食い物買いに行くだけだぞ?」 「それでもいいんです」 「そんなもんかねぇ」 「そんなもんです」 そんなやり取りをしていると、アールが空中で停止した。 「マスター! あれ!」 「ん?」 アールの指差す方を見ると黒い物体が落ちている。 「おい! あれって」 はっきりとは見えなかったが、その物体が何か直感的に分かった。 そして、その答えが間違いであってほしいと思いながら走る。 その場所に到着したが、残念なことに間違いではなかった。 「マスター……」 アールが泣きそうな顔で俺とその物を交互に見ている。 そこに落ちていたものとは、両腕、右足首、左膝から下の無い黒い人形。 特徴である長い髪も右側が引きちぎられ、身体中傷だらけになっていた。 間違いなく、ストラーフという武装神姫だった。 「……ん……あ」 ストラーフが呻き声を出した。 バッテリーがまだあり、AIが動作している。つまり、この子はまだ生きている。 俺はストラーフをやさしく手に持ち、アールのほうを向いた。 「今、何時だ!」 「9時43分です」 アールが即答する。あと17分。 「間に合ってくれよ!」 俺はアールを買ったおもちゃ屋へ走り出した。 俺は走った。当初の目的地のコンビニを通過し、なおも全速力で。 「マスター! あと13分」 横を俺と同じ速さで飛ぶアールが叫ぶ。 大通りの交差点で運悪く信号につかまった。 「はぁはぁはぁ、間に合いそうだな」 ここまで休みなしに走ってきた俺は電柱にもたれかかった。 「マスター、大丈夫ですか?」 「ああ…平気平気…」 そうアールに言ったが、正直バテバテだ。 (日頃の運動不足がひびいてるよなぁ。) そんなことを思っていると信号が変わりまた走り出す。 そして、目的地のおもちゃ屋が見えてきたが、手前の踏み切りが鳴り出した。 「くそぉ!」 俺は速度を上げ、降りてくる遮断機を睨む。 到着したとき、遮断機が完全に降りてしまった。 遮断機を掴み、くぐろうと屈む。 「マスター!! だめぇぇ!!!」 アールの悲鳴に似た絶叫が響き、俺は手を離した。 「マスター、無茶しないで……お願い」 飛んできてそのまま抱きついたアール。俺の服に顔をうずめて見せないようにしていたが確かに泣いていた。 「わかったよ…」 遮断機が上がるまで俺はアールの頭を撫で続けた。 それからはアールを落ち着かせながら、歩いて向かっていった。 店に到着したのは、9時55分。間に合った。 俺はカウンターの方へ行き、ストラーフを置いた。 昔の町工場の頑固職人のような店主がそこに居た。 「こいつを助けてやってくれ」 店主はストラーフの姿を見て驚いた様子だ。 「いったい何をした」 「何って? 俺のじゃない、拾ったんだ」 「拾った?」 「ああ。とにかく、こいつのAIは生きてるんだ。なんとかしてくれ」 「ん~、そういってもなぁ」 店主はストラーフを調べるように見ている。 それから店主はしばらく考えて俺のほうを見た。 「まあ、やるだけのことはやってやる。連絡先をここに」 そういって書類を差し出す。俺は記入を済ませてもう一度たのむと頭を下げた。 俺は、帰り道でいろいろと考えていた。 「俺は正しいことをしたんだろうか……」 「……正しいですよ」 俺の独り言がきこえたのだろう。アールが俺の頭の後ろからやさしく抱きしめてきた。 「………やさしいですもん……そんなマスターが………大好きです……」 「ん? 何か言ったか?」 しっかりと聞こえていたが、何か恥ずかしくなってそう言ってみた。 「い、いえ! べつに何も」 アールは慌てて俺の頭から離れた。 数日後、連絡がありおもちゃ屋まで出かけた。 「ほれ、これだ」 そう言って店主が取り出したものは、神姫の収められたケース。 「これって?」 「知り合いに破損した神姫を直す達人が居て、みせみたがたんだが、あのボディ破損がひどくて修理は出来ないといわれた」 「じゃぁ……」 (助けられなかったのか) がっくりと肩を落とす。 「勘違いするな、AIから取り出した情報はこっちに移してある」 「え?」 「ボディは新品だが、記憶は受け継いでいる」 「そうか、よかった……」 ほっとして、緊張がとける。 「お前さんの真剣な顔をみて、幸せに出来るだろうと思ってな。お前さんのことを説明したら、何も言わずデータ移植をしてくれた、といわけさ」 「ありがとう」 俺は深々と頭を下げた。 「それで、これも持っていけ」 ストラーフの武装セットを神姫ケースの横に置く店主。 店主は素体分の料金でいいといったが、俺は武装を含めた正式料金を置いて店を出ようとしたら、店主が呼び止めた。 「忘れものだ、持って帰れ」 そういって何かを投げてよこした。 俺はそれを掴み、見てみると、壊れたあのストラーフだった。 帰り道で考えていた。 こいつがあの日、あそこに居た理由を。 一人で出歩いて事故にあった、どこからか盗まれて部品を取られた…… いくつもの仮説を立てたが、もう一人の俺が即座に否定する。 そして、もう一人の俺が囁きかけてくる。 (ひとつだけ納得のいく説があるだろう) 俺は、それだけは考えないようにしていた。しかし、何度考えても最後にはそこへたどり着く。 『愛すべき主人に捨てられた』 そうだとしたら、こいつが起動後最初に感じるのは、捨てられた時の思い出。 その時の記憶が甦り、どうなるのか分からない。そして、それを見たアールはどう思うのだろう。 俺の頭に、笑顔のアール、怒りながらも照れているアール、泣き笑いのアール… アールの顔が浮かんでは消えていった。しかもほとんどが笑っていた。 「……アール」 俺は、家で、アールの前でこいつの起動は出来ないと思い、近くの公園へと向かった。 公園のベンチに神姫ケースを開ける。そしてストラーフを取り出し、ベンチの上に寝かせる。 「さて、どうなるか」 しばらくすると、ストラーフがゆっくり目をあける。焦点の合っていないぼんやりした顔から序々に覚醒していく。 「いやぁぁぁ!! ごめんなさい! ごめんなさい! ゆるしてください!」 覚醒するとストラーフはうずくまり、絶叫した。 (やはり……) そう思った俺は、やさしくストラーフを手で包み、持ち上げた。 「ごめんなさい! ごめんなさい!」 それでも、ストラーフは叫び暴れる。 「大丈夫だ! もう心配ない!」 ストラーフの叫び声に負けないくらいの大声でストラーフに言い聞かせた。 「……あ」 俺の声が主人と違うと分かったのだろうか、ストラーフは落ち着いたようだ。 「さて、少し話を聞かせてくれるといいんだが、大丈夫か?」 ストラーフはコクンとうなずいた。 「言いにくいかもしれないが、自分がどうなったか覚えてるか?」 「あたいは……捨てられた」 「そうか……理由は?」 「バトルの成績が良くなくて、性能の悪いのはいらないって」 「そうか……」 しばらくストラーフの話を聞いて分かったことは、前の主人は神姫バトルを徹底して研究していたこと。 たとえ勝ったとしても、それが当然で言葉をかけてもらったことが無いこと。 そして、神姫を道具としか見ていないこと。 俺は、無性に腹が立ったがなんとか怒りを静めた。 「いいか、昔の辛いことは忘れろ。今からこの俺がお前の主人だ」 「え?」 ストラーフがびっくりしたようにこっちを見た。 「もうバトルとか、そういうことは考えなくていいってこと」 ストラーフにニッコリと笑う俺。 「家にも、バトルが嫌いでダンス好きなのが居るからさ。紹介するよ」 そういって、ストラーフを持ち上げ家へ向かった。 家に着くまでに、ストラーフには昔のことをアールに話さないでくれと頼んでおいた。 「おかえりなさい」 家に着くとアールが出迎える。 「ただいま。えっと、この子がアール。君のお姉さんだ」 「……お姉さん」 「そう、同じ店で買ったんだ。本当の意味での姉妹ではないが、姉妹といってもいいだろう」 ストラーフを降ろすと、アールが抱きついた。 「よろしくね。マスター、この子の名前はなんですか?」 「ああ、そういやそうだな。名前を教えてくれるか?」 「名前?」 ストラーフはアールと俺を交互に見る。 「前の主人はつけてなかったのか?」 どういう主人か知っていたが聞いてみた。たぶん名前などつけていないだろう。 「はい……」 ストラーフは俯いてしまった。 「マスター」 アールも心配そうに俺を見る。 「んじゃ、せっかくだし、アールの時のように自分でつけてもらおうか」 「そうですね」 二人してストラーフのほうを見る。 「えっと……その……あたいの名前は……」 ん?と身を乗り出すアールと俺。 「アール姉さんの妹だから……アールの対になる文字……エル、あたいの名前はエル」 「そうか、エルか」 「よろしく~エルちゃん」 こうして、俺の家族が一人増えた。 「はい、こう、ワン、トゥー、スリー」 「えっと、ととと、あっ」 机の上では、アールがエルにダンスのレッスン中だ。 エルが家に来て、しばらくたった。 家に来たてのころは沈んだ表情をしがちだったエルも、いまでは明るくなりアールと一緒に踊るようになった。 俺は、そんな光景を微笑ましく思いながら、なにげなしにTVのチャンネルを変えた。 その時は、俺もアールもエルもまだ気づいていない。運命のスイッチを押したことを。 なにげない普段のニュースがしばらく流れていたかと思うと話題が変わり、中継現場の映像に切り替わる。 『はい! 私は今、大人気の”武装神姫”そのバトル大会の会場に来ています』 どうやら、神姫の話題らしい。そういえば、大きな大会の予選だか何かがあったような気がする。 俺はそんなことを思いながら、ちらっとアールとエル二人の方をみた。二人とも背中をこちらに向けてダンス中だった。 二人にとって微妙な話題だから、嫌がる素振りをしたら変えるつもりだったがそのまま見続けた。 『さて、参加者にインタビューしてみましょう。こんにちわ! あなたの神姫、強そうですね』 『もちろんです。ありとあらゆる研究をしてパーツを組み込んだんですから』 レポーターに、どこから見ても金持ちのぼっちゃま風の男が答えた。 歳は俺より下っぽいなと、見ているとアールの悲鳴が響く。 「マスター! エルちゃんが!」 あわてて机に駆け寄ると、エルが膝立ちになり、両手で耳を塞ぐようにしてガクガク振るえていた。 「どうした?! エル!」 「あ……ああ……」 俺はエルを抱き上げて優しく撫でてやる。 「マスター…」 「大丈夫か?」 「マスター、ごめんなさい」 エルが俺の手の中で謝る。 TVには以前としてあの男と神姫の映像が映し出されている。 「マスター……」 アールが俺を見ている。アールには、エルが落ちてた理由を、俺からなるべくやわらかく伝えてあった。 アールはピンときたんだろう。俺も多分同じ結果を導き出して、エルを降ろす。 「エル……あいつがそうなのか?」 「はい、あたいの前のマスターです……」 そう答えたエルにアールが抱きついてやさしく撫でている。 実際に見て、エルから前の主人の話を聞いたときの感情がふつふつと湧きあがってきた。 「なぁ、エル。お前の力であいつ、ぶっ倒してみないか?」 「え? あたいが?」 「そうだ」 「でも、あたいじゃ…」 俺はエルの頭を撫でる。 「大丈夫。こっちは俺もアールも居る。三人でがんばろうぜ」 「うん! 私はバトルってあんまり好きじゃないけど、エルちゃんの為なら協力するから」 「マスター……姉さん…あたいがんばってみるよ」 「そうだ、その意気だ。あいつに、エルを捨てたこと後悔させてやろうぜ!」 「オー!」 アールが元気よく腕を上げて叫ぶ。 「ほら、エルちゃんも」 「オー」 アールに言われてエルも腕を上げて叫んだ。 「ただいま~。お~い買ってきたぞ~」 「おかえりなさいマスター」 「おかえり~マスター」 玄関まで出迎えた二人を抱き上げる。 「これがそう?」 エルが俺の足元に置かれた箱を見る。 「中古品だけどな」 ヴァーチャルバトルのインターフェイスを買いにいったのだが、新品は想像以上に高かったので型落ちの中古を買った。 「よし、それじゃあ早速使ってみるか。アールはサポートたのむ」 「はい」 自室に持ち込んでパソコンに接続した。 「よし。じゃあエルの武装するか」 「お願いします」 武装し終わるとエルの様子が変だ。 呼んでも返事しないし、動かない。 「エル?」 かるくつついてみると、やっと反応があった。 「よぉぉし! バトルだぜぇ!」 「え? エル?」 「おうよ! おもいっきりいくからたのむぜ!」 性格かわってるよなとか思いながらもインターフェイスに接続した。 それからが大変だった。 「突っ込みすぎた! 距離をとって!」 「マスター、右足負傷しました」 「直線でかわすと相手に読まれる」 「射撃は正確に、煙で相手を見失う!」 「右サブアーム可動不能になりました」 アールが現状を分析しながら俺が指示を出しているが、かなり苦戦していた。 ボロボロになりながらも、どうにか相手を倒して接続を切った。 「いやぁ、失敗失敗。ひさしぶりだから熱くなりすぎたぜ。はははっ」 ヴァーチャルバトルから戻ったエルはそう言いながらも、勝てたことに喜びを感じているようだ。 武装をはずすと、エルの性格が戻る。 「マスター、ごめんなさい。あたい、うまく戦えなかった……」 「いや、それはいいけどさ。性格かわってたよな」 「うまく言えないけど、武装をつけると、変なんだ」 「変?」 「うん、なんか戦うぞ~って感じになってああなるみたい」 「そっか、まぁなれればいいと思うよ」 「うん、あたいがんばるよ」 それから、猛特訓が始まった。俺の居ない昼間はアールとダンス練習、アールが操作するヴァーチャルバトル特訓。 ダンス練習は、アールがいままでも教えていて続けた方がいいといったからだ。 俺が帰ると、俺が指示を出してヴァーチャルバトルという生活を繰り返していた。 さらに幾日か過ぎた。 エルのヴァーチャルバトルもレベルもどんどん上がっていき、複数の敵とも対等に戦えるようになっていていた。 俺は、夜食を買いにコンビニへと向かっていた。アールも一緒だ。 エルは、昼間の特訓が激しくて、AIを休めるためにスリープモードに入っている。 「アールごめんな、しばらくかまってやれなくて」 「ううん、いいんです。私もエルちゃんにダンス教えるの楽しいですし」 歩きながらそんな話をしていたが、アールの顔はやはり寂しげだった。 「アール」 俺は立ち止まり、アールのほうを向く。 「はい?」 アールもこっちを向く。 「こんなことで埋め合わせっていうのも、何なんだけどさ……」 俺はアールをやさしく掴む。 「じっとしてて」 「はい……」 アールのヘッドギアを外すと、アールと初めてのキスをした。 そして、二人して顔を赤らめて、買い物をして家へ帰っていった 戻る 次へ
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連続神姫ラジオ 浸食機械 ~機械仕掛けのプリンセス~ はじかき はい、浸食機械全24話、終了いたしました。最後までおつきあいくださった皆様、お時間を割いてちょっとでも読んでくださった方々、誠にありがとうございます。当方が勢いとのりで始めた長文、かなり癖のある文体だったと思いますがいかがだったでしょうか?ご意見ご感想お待ちしております。 当初は新聞の小説コーナーを目指して、短く・読みやすく・短期間で続編をだすことを目標にしていたのですが、まあものの見事に間が開いてしまいまして、結局一年越しの完結となりました。それでも三千人近くの方が足を運んでくださっていることを考えると武装神姫というコンテンツの強さを実感します。こんなに足はこんでもらったのはじめてだよ。 作者としてはいろんなキャラクターの神姫への愛を描いてその中で主人公がどんな未来を選ぶのかというのがテーマにあったりします。その辺はうまく伝わってくれたでしょうか。俺設定、独自解釈などありましたが大丈夫だったでしょうか。終わった今は、それだけを考えています。 さて、ここからはおまけコーナーとなります。はしょったところとか元ネタとかここを見てとかそう言ったところをつらつらと書き込んでいくつもりです。もし興味がおありでしたらここからのカーテンコールにもおつきあいください。それでは、皆様の神姫ライフが実りあるものであることを心から願っております。 完 戻る 疑似ライドシステムとか 要は他のロボットとかにもライドできて神姫と一緒に戦えたら楽しいなと思って作った設定です。機能としては乙女回路と女帝回路の違いと思っていただくのが一番わかりやすいかと。このシステムがロボット産業含め各地に普及していることで今回の事件が起こります。説明書を読まずに直感でイメージ通りに動かせるシステムとか便利だと思いませんか? 最後の樹のイメージ 劇中でも言ってますがまんまバベルの塔です、不思議の海のナディアの最初の方に出てきた方の。 プルミエと勝 今回の主人公。やっぱり主人公は素直で最初は弱くてニュートラルじゃなきゃねということで抜擢。 ルートと浩太 携帯コミックからの参戦。ちょい役でもいいのでいろんな所からキャラをだしたかったのです。ルートさんは本当にかわいいのですがもうダウンロードもできませんから広めることもできないのが・・・何のかんの言ってマスター思いのいい子なんですよ。 ハーデスとガイア ヒロイン候補。隠しテーマは神姫のための強いマスター。バトマスから参戦。ガイアは原作をやる限り戦うのが好きなだけのキャラのイメージだったのでこんな感じに。あとは普段ハーデスさんを溺愛してる感じがしたので結構ラブラブに。 ツガルとステベロス バトマスから参戦、完全にちょい役。 ヘンゼルとグレーテル 隠しテーマは愛をいいわけにしている人。とはいってもヘンゼルのことは大切に思っているはずなのですが。昔彼女のひどいことをしてしまったのでその後悔から抜け出せずに立ち止まってしまってる人。バトマスから参戦、今回のメインヒロイン。ゲームを見たときから一目惚れで、是非彼女のその後とか成長がかけたらなと思っていたのでヒロインに抜擢。彼女を幸せにしてあげたいと思っているマスターは多いのではないでしょうか。でもエンディングは某大往生のショーティアという。 rootと西園寺 悪役をだすならこの人しかいないと言うことで抜擢。性格は二転三転して結局野心を捨てていないキャラに。rootはGP03の中の人みたいなもの扱いなので普通の神姫として登場。擬人化のイメージ元はどこかにあげられていた擬人化絵から拝借。ちなみの元々この話はゲームとして作りたいなと思っていたので当初はrootエンドとかも考えていました。 清四郎と楓 オリジナルキャラにしてヒロイン候補。OVAを見ていて小学生が神姫に興味を持つなら近所のお兄さんに影響されてとかの方が面白いかなと思い清四郎は生まれました。性格はラジオロンドの頃のあすみすそのままです。あーしとか特に。とにもかくにも男前のキャラ。そしてどんな結末でも結局は結ばれず年上のおねいさんへの初恋という形で終わるキャラ。 楓はデビルサバイバーというゲームの柚子という子が骨組みになっています。ヒロイン候補で彼女の手を取って脱出という選択肢もありますが、その場合神姫を捨てて普通の人間エンドになります。コレはどうなのでしょうか。人間であることとシナリオのせいでものすごく割に合わない子になってしまいました。ちなみに隠しテーマは神姫に負ける人間。没にしましたが「愛し愛されるためだけに生まれたあんた達なんかに私たちの苦しみがわかるもんか」という台詞を言わせたかった。 コウガ 今回の元凶。わかりやすいラスボス。人間に復讐したい、でもしたくない、だから誰か止めて。今回の事件で大いに穴があったのはこの辺の心境が原因です。 戻る
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声優 デザイナー 神姫解説 性格セリフ一覧 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報 覚えるパッシブスキル一覧 神姫固有武器補正 神姫考察 総評・運用 神姫攻略法 お迎え方 アップデート履歴 コメント 声優 名塚佳織(交響詩篇エウレカセブン:エウレカ、ストライクウィッチーズ:リネット・ビショップ、他) デザイナー OKAMA(月面兎兵器ミーナ) 神姫解説 Plants Planet社がジルダリア同様の凝ったデザインで、「花の種」という異色のモチーフを神姫化したジルダリアの姉妹機。種の殻を思わせるアーマーや、鋭いトゲのような6本のパーツを展開して攻撃と防御に用いるリアユニット・キュベレーアフェクションを装備。神姫としてはけた外れの防御力を備えている。 名称:種型ジュビジー(たねがたじゅびじー) メーカー 素体:Plants Planet 武装:Plants Planet 型番:P23072 フィギュア発売:2007年2月22日(第4弾フルセット) 主な武装:グリーンカッター(回転ノコ。バトコンでは片手斬撃武器) ハンマーシード(ハンマー。大人の玩具バトコンでは片手打撃武器) パウダースプレイヤー(ハンドガン。バトコンでは片手ライトガン) キュベレーアフェクション(独立稼働可能な攻防一体の6本の爪を持つ、攻防一体のリアパーツ。キットにはシールド風のパーツと弾倉風のパーツが付属する。アクティブスキルにあたる「ホーリーエクスプロージョン」は未実装) 武装神姫第4弾。通称「種子」。 Plants Planet社製、「花の種」という異色のモチーフをPlants Planet社独特のデザインラインを用いて神姫化したジルダリアの姉妹機。 そのモチーフ通りに種の殻を思わせるアーマーや、鋭いトゲのような6本のパーツを展開して攻撃や防御に用いるリアユニット・キュベレーアフェクションを装備し、神姫としてはけた外れの防御力を備えている。 曲線的なデザインが大きな特徴の一つ。また、携行武器も他の神姫には見られないような独特なデザインをしているものが多く、リアパーツ「キュベレーアフェクション」は本体をガードするのみならず、クローのように展開して攻撃にも用いることができる。 ただし実神姫は軟質パーツの使用率が高く、パーツの脱落と可塑剤の漏出に注意が必要。前者は木工用ボンドやパーマネントマットバーニッシュなどによる補強、後者はダヴによる洗浄が有効。 こうした理由から、今でも中古市場にて比較的見かける事がある神姫。 アニメではモブキャラとしての登場に留まったが、各ゲーム版では皆勤賞(ただし、バトマスではMk.2でのダウンロードコンテンツ)。特にノベライズ版「always together」で主人公「カレン」を務めた事は特筆に値する。 バトロンでは彼女の純正装備時の必殺技「収穫の季節」(リアのクローで挟む込む攻撃)が凶悪で、多くの神姫オーナーにトラウマを植え付けたが、バトマスではだいぶ落ち着いた性能になった。バトコンでも[RW]の3段目アクションとして再現された。スタン値がかなり高いが、特別凶悪という訳でもなく、こちらでも比較的おとなしい様子。 神姫ハウスでは得意不得意ないと言っているが、実際は得意武装が無いだけ(苦手はある)という残念な落ちだった。OPでは片手打撃武器を振り回してるのに…イラストにも片手ライトガンを持っているのに… が、下持ちヘビーガンの実装と同時に得意武器として設定。本来は一切繋がりのないない武装だが… カラーバリエーションとしてはバトルロンド時代に「ジュビジーbk」が登場。以後の作品には登場せず商品化もされていないが、レイドボスバトル(第三回)に「Bジュビジー/黒種ジュビ美」としてまさかの登場を果たしている。 この時にはノーマルの個体も、神姫NET管理局環境農業課に所属する「お役所神姫」種村ジュビ子として登場した。 元ネタは「ポプテピピック」か。 性格 『非常に素直な基本性格で、初心者への配慮も完璧。種には水が必要だが、この機体に必要なのは愛情である。』 と公式の紹介文に書かれている通り、純粋で好奇心旺盛を全身であらわしてくれたが、今作は変更が入った。 花をモチーフにしたのもあって、行動がまんま花。 日向ぼっこが好きだったりたんぽぽの種のように風に乗って飛んだら面白そう等、のほほんとしている。 面倒事は嫌いなようで、バトルもできるなら楽して勝ちたいという気持ちがある。 漫画2036では引っ込み思案の神姫として登場していた。 セリフ一覧 + バトルはじまっちゃいますよ! ログイン時 通常(朝) おはようございます。今日も頑張りましょうね。 おはようございます。今日もいい1日にしましょうね。 通常(昼) こんにちは。『千里の道も一歩から』。練習練習! おかえりなさい。じゃあ、何をしましょうか?わたし、わくわくしています。 通常(夕) こんにちは。それじゃあ、張り切って行きましょうね。 お疲れ様です。わたし、会いたくて、うずうずしてました。 通常(夜) こんばんは。疲れてませんか?わたしはまだまだ元気です! お疲れ様です。充電満タン、頑張ります! 通常(深夜) こんばんは。わたし、もっともっと役に立つ神姫になりたいな。 ふぁ~、あ…あっ、おかえりなさい。ね、眠くないですよ。わたしは元気いっぱいです! 年始 あけましておめでとうございます♪今年もよろしくお願いしますね。あの…、もしよかったらこれから一緒に初詣に行きませんか? (ボイス) あけましておめでとうございます。今年も1年、いっぱい可愛がって下さいね! バレンタイン 形が悪いですが、チョコレートです♪手作りしようと思ったら、失敗しちゃって…こんな物でも、貰ってくれますか? ホワイトデー バレンタインのお返しですか?ありがとうございます!しかも手作りクッキーだなんて、感激です! エイプリルフール ゴールデンウィーク 夏季 日差しが強くなって来ましたね。ヒマワリみたいに、私も真っ直ぐ向いてがんばります! 水着キャンペ ただ今期間限定イベント、開催中です。ちょっと照れますが、特別に、水着を着ちゃいますね。 七夕 七夕ですね!私の願いは、(プレイヤー名)のために強くなること!がんばっちゃいます! ハロウィン た、たいへんです!外におばけがいっぱい歩いてます!…え、そういうお祭り?なぁーんだ、びっくりしました。 冬季 寒くても、パンジーみたいに綺麗な花を咲かせられるよう、わたしも頑張りますね! クリスマス メリークリスマスですよ、(プレイヤー名)!今日のために手編みのマフラーを編んだんです。もらってくれますか…? (ボイス) メリークリスマスですね!ケーキを買ってきたので、良かったら、一緒に食べてくれませんか? 神姫の発売日 わたしにプレゼントですか?ありがとうございます、(オーナー)!発売日を覚えていてくれたなんてわたし、うれしいです! オーナーの誕生日 お誕生日、おめでとうございます。来年もこうやって、一緒にお祝いできるといいなあ。 神姫ハウス 命名時 呼び方変更 (プレイヤー名)は呼んで欲しい呼び方とかありますか? (→決定後) (プレイヤー名)ですね。わかりました。 レベルアップ後 MVP獲得 3連勝後 親密度Lv5後 この種をわたしにくれるんですか?ありがとうございます!早速植えてみますね。 親密度Lv10後 ところでこれって何の種ですか?花が咲くまでお楽しみ…?うふふ、そうですね。どんな花が咲くか楽しみにしながら育ててみますね。 親密度Lv20後 ふんふんふーん♪あ、(プレイヤー名)!今、お花にお水をあげていたんです。どんな花が咲くかわからないというのも楽しいですね♪ 親密度Lv30後 早く芽が出ないかな~?わたしも種型だからあなたとは姉妹かな?それとも姉弟?どっちにしろ楽しみだなー♪ 親密度Lv40後 (プレイヤー名)!プランターから芽が出てきましたよ!小っちゃくてすごくかわいいですね! 親密度Lv50後 (プレイヤー名)!芽が出てからどんどん大きくなりましたね。もうわたしと同じくらいの背丈になっちゃいました♪ 親密度Lv60後 (プレイヤー名)。花がしおれてきちゃいました。どうしちゃったんでしょう…?肥料を変えてみるといいかも?わかりました!やってみます! 親密度Lv70後 (プレイヤー名)!肥料を変えたら元気になってきたみたいです。さすがはお花博士の(プレイヤー名)ですね! 親密度Lv80後 (プレイヤー名)。もうすぐ花が咲きそうですね。この花も一生懸命に生きているんですよね。わたしも負けていられません! 親密度Lv90後 (プレイヤー名)!見てください、ピンクのチューリップが咲きましたよ!すっごく素敵です!チューリップの花言葉って…、もう、期待しちゃいますよ♪ 親密度Lv100後 (プレイヤー名)!わたしもこの花のように真っすぐ天に向かって伸びる神姫になりたいです。(プレイヤー名)のそばでいつまでも…、うふふ♪ 頭タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) (プレイヤー名)!もっと撫でてください!わたし、(プレイヤー名)との絆を感じたいんです♪ 胸タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) (プレイヤー名)に愛でられるのはうれしいんですが…、やっぱり恥ずかしいです。 尻タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) (プレイヤー名)…。わたしはいいですけど他の神姫にはしないでくださいね。 通常会話 (プレイヤー名)。花はお好きですか?手間暇かけた分だけ花はきれいに咲いてくれるんですよ。 武装カスタム 戦闘力Up時 戦闘力Down時 武器LvUP時 素体カスタム 親密度LvUp時 限界突破時 出撃時 入れ替え バトル開始時 バトル中 撃破時 コンテナ入手時 被弾時 オーバーヒート時 スキル発動時 (能力強化系) (HP回復系) (デバフ系) (攻撃スキル) チャーミークリアボイス いきますよー。見てて くださいね。私 頑張りまーす♪ 被撃破時 次出撃時 サイドモニター 応援時 交代時 被撃破時 バトル終了時 1位 → 2位 → 3位 → 4位 → コンテナ獲得時 1位 2位以下 LvUP時 神姫親密度 マスターレベル 神姫ショップお迎え時 はじめまして。これから役に立てるよう、頑張っちゃいます。 はじめまして。あの、わたし、頑張りますから! ゲームオーバー時 プレイいただき、ありがとうございました。またお会いしましょうね。 その他 カラフルコンダクト とびっきりの笑顔を咲かせますよ + リセット開始 神姫の想い、大切に。 + 選択した神姫をリセットします。よろしいですか? リセット開始 …リセット?じょ…冗談ですよね? はい を押す 嘘ですよね?嘘だって言って下さい! はい を押す(二回目) あたし…そんなに重荷だったんですね…さよなら。 リセット完了 はじめまして。これから役に立てるよう、頑張っちゃいます。 リセット取消 びっくりさせないで下さい!タチの悪い冗談です! 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 マスター・先生・お兄ちゃん 神姫ハウス内コミュニケーション ステータス情報 親密度Lv1 ATK DEF SPD LP BST N 30 80 90 300 150 R 35 85 100 350 200 SR 40 90 110 400 250 UR 45 95 120 450 300 親密度Lv100 ATK DEF SPD LP BST N - - - - - R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - ブーストステータス 1/s ダッシュ速度 ダッシュ時ブースト消費量 ジャンプ時ブースト消費量 対空時ブースト消費量 防御時ブースト消費量 ブースト回復量 ジェム回収展開速度 N 950 95 60 20 20 160 5450 R 1040 115 80 40 70 5470 SR 1130 135 100 60 90 5490 UR 1220 155 120 80 110 5510 覚えるパッシブスキル一覧 シェルプロテクションジュビジー専用パッシブ行動していない場合、防御力がアップ 早熟型のパターンで覚えるスキル 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる ため時間減少[小]ため時間を減少する 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる ダッシュブースト消費量減少[小]ダッシュする際のブースト消費を減少する スピードアップ[小]移動する時のスピードアップ 通常型のパターンで覚えるスキル 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる ため時間減少[小]ため時間を減少する スピードアップ[小]移動する時のスピードアップ よろけ軽減[小]よろけの行動不能時間が短くなる 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる 防御力アップ[小] *要限界突破(L110)防御力を上げる ダッシュブースト消費量減少[中] *要限界突破(L120)ダッシュする際のブースト消費を減少させる 晩成型のパターンで覚えるスキル ため時間減少[小]ため時間を減少する スピードアップ[小]移動する時のスピードアップ 攻撃スピードアップ[小]攻撃時のスピードが上がる クリティカル発生アップ[小]クリティカルが出る確率が上がる ジェムの出す量軽減[小]敵に攻撃された際のジェムの出す量を少なくする 防御力アップ[小] *要限界突破(L110)防御力を上げる ブーストアップ[中] *要限界突破(L120)ブースト時の移動スピードアップ 神姫固有武器補正 ※レアリティが上がる毎に得意武器は-5%、苦手武器は+5%される。数字はレア度Nのもの。 得意武器 +30% 両手打撃武器 +20% 下持ちヘビーガン 不得意武器 -30% 両手斬撃武器・肩持ちヘビーガン・防具用武器 神姫考察 攻撃力 突出した火力はなく、平均的。得意武器に頼りたいがそもそも得意武器が少なく、ニッチな武器種だったり倍率が低かったりと恵まれていない。流石に防御力を売りにしている神姫に攻撃力まで求めるのは酷か。 防御力 専用スキルが強力。袋叩きにされてもかなり粘れる。とはいえ通常時の耐久は並より少し高い程度なので慢心しないように。 機動力 機動力を上げるスキルはほぼなく、全体でも下からワーストクラス。 総評・運用 稼働初期は得意武器が何もないというあんまりな状態だったが、下持ちヘビーガンに両手打撃武器と得意武器が追加された珍しい神姫。ハンマーシードはまだですか? 実は初期の得意武器が何もないという設定はバトロン設定の流用だったり。それでもバトロンの色違いやバトマスでは得意武器が設定されてるのが気がかりだが… 専用スキルは確実発動。約一秒間無操作状態でいると発動。発動時約85%軽減。操作状態とは移動・攻撃・武器切り替え・ガード・バースト・ジェム回収が該当。前述のいずれかのアクションを行うと解除。ため攻撃の維持・ターゲット変更・慣性による移動は操作状態に該当しない。 発動すればとんでもない効果を実感できるが、当然だが発動させる・維持するにはこちらは一切何もできないということをお忘れなく。 動けないので、実質サンドバッグ。約一秒後に発動というズレもあるため、攻撃されてからでは遅い。 しかし活用さえ出来れば、並みの神姫なら撃破される猛攻すら凌げる可能性があり、体力回復のスキルやブライトフェザーと併用で磐石の守りを誇る強力なスキル。凌げれば勝てる状況では非常に強い。但し、順位を覆すタイプのスキルではない為予めこちらからリードを取らなければならない。他、披ダメージを減らす事により、結果的に放出するジェムを減らせる副次作用も地味にあったりする。 レア度が低くてもある程度固くなれるが、性質的にはSRやURといった高レア帯向きだろうか。 実は座標ではなくこの無操作状態というのが肝で、飛行ブースト解除時の慣性移動中にも発動する。 上手く立ち回りに組み込めれば攻防一体要塞も夢じゃない。 個体値は専用スキルと相性が良い防御かLPがオススメ。 立ち回りだが、得意不得意武器以外の近接武器と遠距離武器を装備して、武器切り替えを駆使するとなる。 遠距離武器で安全圏からジェムを回収しつつ、敵からのロックが来たなら近接武器に切り替えてどっしりと構え専用スキルをアピールしよう。 遠距離武器が相手なら専用スキルの効果でダメージが少なくなるし、弾切れのタイミングがあるはず。その間に離脱しよう。 近接武器が相手なら両手打撃武器でお帰り願おう。これのDPSに勝てる武器は早々ない。 得意ではないが双頭刃斬撃武器との相性も良い。これによるカウンターダメージは無視できない。 下持ちヘビーガンは残念ながら相性は悪い。リロード中は脚を止めて耐える→攻撃というルーチンを組みたくなるが、下持ちヘビーガン自体射撃戦に向いてないのに機動力のない神姫が持つと悲惨。一撃離脱する機動力もないしカウンターするには元の補正が低いので、攻撃すると弱くなるというトンデモ状態になってしまう。 忘れがちだが、別に全ての攻撃を専用スキルで受け止めなくても良い。アクティブスキルは当然、ため攻撃もガードした方が結果的には被害が少なくなる。 性質的にも専用スキルは最後の手段なので、避けれる攻撃は素直に避けよう。 神姫攻略法 高確率で控えにブライトフェザー二人にアクティブスキルは回復特大。この状態で専用スキルを発動されたら撃破は絶望的。 なので他を攻撃し、ジェムの差を縮めよう。ジェム量で負ければ相手も動かざるを得ない。 専用スキル以外は並以下なので、とにかくジュビジーにジェムが行かなければこちらが不利になることはまずない。 撃破だけが勝利ではないという超基本を忘れないでいこう。 お迎え方 稼動開始(2020/12/24~)から神姫ショップに登場 アップデート履歴 日時:2022.1.11 内容:シェルスカートキュベレーアフェクション[RW]を実装 日時:2021.5.26 内容:専用パッシブスキルの説明文変更 日時:2021.4.27 内容:得意武器に「両手打撃武器」追加 ガード時のブースト消費量を軽減 日時:2021.2.25 内容:得意武器に「下持ちヘビーガン」追加 コメント 名前 コメント